海外で活躍するために必要なもの。それは強いこだわり、「自分ルール」!

一週間の中で自分の成長に繋がることに週100時間コミットするというものです。

まいど! マイブームは「早起きしてるアピール」のShinyaです。今日も暑さ際立つ常夏のセブを満喫しています。

ABROADERSで記事を書くために、毎日いろいろとネタ集めをしているのですが、なんとなく過ごしてしまいがちな日常を自分の中で整理し考え直す良い時間・作業となっていることに気がつきました。

そこでやはり一番考えるのは「イケメン」とは何なのか。今回は、ここについてもう少し具体的かつ定量的に掘り下げてみようと思います。

皆さんご存知のとおり、僕は現在海外に住んでいます。海外、特に発展途上の東南アジア諸国で働いていて思うのは、スピーディー且つハングリー。街の環境や法律など国単位で目まぐるしく変化していく環境です。そんな環境化でも活躍し成果を出せる......それってイケメンですよね。突然ですがそんな気持ちです。

では、どんな環境下でも成果を出すイケメンになるためにはどうすればいいのか。

確信の話をしましょう。

彼らは皆こだわりの強い自分ルールをもっています。

周りがある種引いてしまうようなこだわり。そこまでやるのか、というこだわり。イケメンと変態は常に紙一重。そう、イケメンとはこだわりクソ野郎なのです。周りとの摩擦も押しのけながらこだわり、自分ルールを貫き通す。そのこだわりすぎる何かが時に極限まで研ぎ澄まされ、輝きを放ち、人々を魅了するんだなと。

例を挙げるとキリがないくらい僕の周りのイケメンたちは独自の自分ルールをもっており、詳細を語りだすと1000ページ、曲にすると虎舞竜のロード以上に長い歌詞が書けそうですが、今はやめておきます。

えらく長い道のりになりましたが、いよいよ僕のもつこだわり、自分ルールをひとつ。

それは週100時間コミットです。

これは一週間の中で自分の成長に繋がることに週100時間コミットするというものです。

なぜ100時間なのか?

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Shinya Hirai

皆さんは「1万時間の法則」というのをご存知ですか?

これはアメリカのマルコム・グラッドウェル氏が提唱した法則で、どんな分野でも1万時間 真剣に時間を費やせばトップレベルに到達するというものです。日本にも古くから「石の上にも三年」という言葉がありますが、少し計算してみました。

1万時間を3年で割ってみます。

10000時間 ÷ (365日 × 3) = 9.13時間

平日・休日・彼女の誕生日・大好きなゲームの発売日。どんな日も関係なくイチロー並の集中力で毎日9時間を3年続ける。その結果トップレベルに到達する。これが1万時間の法則です。

ただ、人間そんなに強くない。1年半ほど経って何も成果が出ないと、だいたい見切りをつけてしまいませんか? そんな時は、今まで費やした時間が目標の1万時間に対して達成率何%か、計算してみてください。今の自分の現状に納得がいくはずです。

例を挙げます。

「英語をマスターしアメリカでネイティブと働きたい!」という目標を掲げ、毎日1日3時間、英語学習を続けたとします。

1年頑張った場合:3時間 × 365日 = 1095時間

1年頑張ってもたったの1000時間ちょっと。1万時間に対する達成率でいうと10.95%。「そりゃイケメンにはほど遠いな」と定量的に見ることができましたね。

また、これも僕が大事にしているルールのひとつなんですが、常に視座を高くもつ。そのためには世界で活躍するイケメンのロールモデルを常に意識することが重要です。

僕の中で週100時間について最も影響を受けているロールモデルとして、イーロン・マスクという起業家の方がいます。彼は大学を辞めPaypalというITサービスで起業した当時、週100時間仕事のみにコミットしていたと聞きます。現在も多方面で起業を繰り返し成果をあげており、週平均80時間ほど超人的な集中力で仕事をしているのだとか。

 ↑上の記事を見て週100時間コミットをやろうと思ったのが始まり。同じ人間にできて自分にできないことはないだろう。

また、勢いをつけて成長したいとも思っていたので、3年といわずもっと短い時間でトップレベルのスキルを身に着けたいという想いもあったので、週100時間コミットすることにしました。

10000時間 ÷ 100時間(1週間あたり) = 100週間

ひと月4週間として、100週間を年単位に変換してみる。

100週間 ÷ 4週間(1ヶ月) = 25ヶ月

約2年。週100時間コミットすれば、約2年でトップレベルに到達できるという結論が出ました。

では次に、実際に週100時間コミットとはどれくらい難しいのか。

みんな大好きスプレッドシートと関数を使ってシミュレーションしてみたんですが、目を疑う結論に達しました。

平休日問わず、趣味の時間もすべて費やしたとしても週に100時間コミットするというのは至難の業。一般ビジネスマンのシミュレーション上ではまず不可能に近いという結論に。今まではイーロン・マスクやサイバーエージェントの藤田さんの記事なんかを見て「この人すげーな」と思っていましたが、大きな間違い。すごいなんてもんじゃなかったです。

このシミュレーションをして定量的に分析したおかげで、「俺だって結構頑張ってるつもりだし、意外と100時間いけてるかも?」なんて甘い自分の考えがバッサリと切り捨てられました。

週100時間シミュレーション - 通常モード

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Shinya Hirai

通常モードでのシミュレーションしてみます。

■通常モード基本設定

・睡眠時間は通常モードなので同世代の平均である7時間

・会社までの通勤時間は徒歩で10分(席について作業開始まで見ると15分)

・基本平日はすべてコミットにあてる

・土曜はコミットするが日曜はオフ

・食事は1日に3回。昼食と夕食はそれぞれ1時間

・性別は男、化粧時間はなく朝の支度は朝食込みで1時間

・100時間コミットの体力を付けるため週2回ジム(1時間半トレーニング(着替えなどを含む)ジムまでの往復は20分)

・会食などが週2回あり、1回に2時間

上記設定で下記通常モードシートに値を入力し、1週間の総コミット時間を算出。

 ↑上記リンクを自分のアカウントへコピーすれば皆さんも週100時間コミットシミュレーションできます!

結果はなんと64時間15分!

平日はすべて犠牲にし、土曜もフルコミットしたにもかかわらずイーロン・マスクの60%ほどしか達成できていなかったのです......。

週100時間シミュレーション - 超人モード

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このままでは悔しくていても立ってもいられないので、超人と化しスーパーコミットしたバージョンで再度挑戦してみます。

■超人モード基本設定

・睡眠時間は平日6時間。土日のみ7時間

・会社までの通勤時間は徒歩で10分(席について作業開始まで見ると15分)

・超人なので平日/休日関係なくすべてコミット!

・食事は1日に2回。朝食は歩きながら取れるものに変え昼食は30分に。夕食は移動含め1時間

・朝の支度は30分

・100時間コミットの体力を付けるため週2回ジム(1時間半トレーニング(着替えなどを含む)ジムまでの往復は20分)

・会食などが週2回あり、1回に2時間

結果は、92時間25分。イーロン・マスク、まじで半端ねぇ......。

以上の結果から、週100時間コミットがいかに難しいかが理解できました。

また、これを意識し継続することでイケメンな先輩方は成果を残せているんだなと実感し、自分もルールとして取り入れようと決意しました。

もちろん、ただ時間に対してコミットすればいいというものではありません。1万時間費やしてもまったく成果があがらない場合、時間の使い方を間違えているか、1時間の密度(集中力・改善への意識)が低いのだと思います。毎日PDCAの質を徹底意識しつつ、コミットしていかなければ成長はないなと。

また、週100時間コミットや1万時間コミットの達成者は、続けたことを心の底から好きになり、気づかぬうちに更なる高みを目指して努力します。継続は力なりといいますが、続けることで好きになり、好きになることで続けていける。継続するということは、こうしてプラスのスパイラルを生み出すのだと。

好きなことにキラキラしながら打ち込み、成果が出る。それがイケメンなんじゃないかと僕は思います。心の底から目指したいもの、夢があってそこに向かって全力で挑戦してる男性。素敵イケメンですよね!

成功するのに大事なのは、IQよりも恐ろしいほどにコミットできる環境。セブ島の今の職場を選んだのも、そういった環境があると感じたから。

終わりに

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長々とコミットについて書いてきましたが、引き続き世界のイケメンを超えるべく、週100時間コミットにトライしていきます!

次回は実際の100時間ログの取り方、分析の仕方などをイケメンエンジニアっぽくご紹介しますね!

僕が実際100時間達成できているのかどうかもレポートしていきたいと思います。

おしまい。(長かった)

ありがとうございました。

Ambassadorのプロフィール

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Shinya Hirai

Shinya Hirai

1990年生まれ、兵庫県出身。大学休学中に独学でフリーランスエンジニアに。WiFiとPCさえ揃えば世界中どこででも仕事ができる環境の中、さらなるスキルアップの場を探していた際にフィリピン・セブ島で語学スクールを運営するネクシードと出会い海外進出。 自身の経験からプログラミング学習難易度の高さを強く感じ、多くの人に最適なプログラミング学習環境を提供すべくアジア初のIT×英語スクール「エンジニア留学」を立ち上げる。