たいていの人は、健康で元気に長生きしたいと思うはずだ。
そのためには、正しい食生活と適度な運動が必要だと思われているが本当だろうか。そこで100歳まで生きた人々が語った、長寿の秘訣をまとめたところ、中には驚きの答えもあった。
1.アイスクリーム
108歳のヴァージニア・デイビスさんの長寿の秘密、それは「ネオポリタンアイスクリーム」だ。毎晩ボウル1杯食べているという。彼女の介護士も、デイビスさん毎週4リットル近いアイスクリームを食べていると話す。きっと大きなボウルなのだろう。
とはいえ、これはお勧めできる習慣とは言い難い。ちなみにデイビスさんは90歳代まで仕事を続けたそうだ。これも長寿と健康の秘訣として無視できない。
2. お酒
これもお勧めできる習慣とは言い難いが、現在世界最高齢、116歳のスザンナ・マシャット・ジョーンズさんは、毎朝ベーコンと卵とグリッツ(とうもろこし粉のおかゆ)を食べているそうだ。彼女の介護士によれば、ジョーンズさんはおやつ代わりに一日中ベーコンを食べている。
しかし、それ以外には「悪い習慣」はなく、お酒もタバコもやらないとジョーンズさんは話している。また、いつも物事を前向きに考えているそうだ。
4. 男性はいらない
108歳のデュラノ・ヴェイラードさんの健康習慣はお勧めできそうだ。彼女は、毎朝一杯のオートミールを食べている、と話している。これなら私たちでもできそうだ。
7. 腕立て伏せ
ヴェイラードさんは、毎朝の腕立て伏せも日課にしているそうだ。今年100歳になる元陸上競技選手フレッド・ウィンターさんも、同じく毎朝腕立て伏せを、しかも100回続けているそうだ。ウィンターさんは、現在も全国高齢者選手権大会に出場を続けており、とても健康だ。
8. ドクターペッパー
104歳になるエリザベス・サリバンさんは2015年の初めに、毎日ドクターペッパーを3缶飲んでいるので、ここ何年も医者にかかったことがないと語った。「お医者さんたちは口を揃えて、そんなことをしていたら死んでしまう、と言いましたが、でも彼らの方が先に亡くなって、私はこの通り、元気です」 とサリバンさんは話している。
サリバンさんだけではない。85歳になる大資産家のウォーレン・バフェット氏は、毎日5本のコカ・コーラが長寿を支えている、と述べている。
9. 体をたくさん動かすこと
2011年、当時100歳のルースさんは「進んだ生活」ブロガーのアリ・セス・コーエン氏に、100年生きた長寿の秘密は、体を動かし続けることだと語っている。健康維持のため、ルースさんはピラティスやダンベル運動を続けてきた。
歩くのもまた良いことだ。100歳を超える人たちの多くが、歩くことは長寿の秘訣であり、いつまでも活動的に自立して生活できると話している。たとえば、第二次世界大戦を戦った退役軍人ウォルター・シャープさんは、2014年、当時100歳で新聞配達を続けていた。長生きして楽しく暮らすために必要なのはとにかくウォーキングを続けることだと、彼は語っている。
10. 働き続ける
現役の新聞配達人であるシャープさんと同じように、多くのご長寿たちが、仕事を続けるのは元気の秘訣だと話している。ニューヨーク州バッファローに住むフェリミーナ・ロトゥンドさんは今年100歳になるが、毎日11時間・週6日、近所のコインランドリーで働いている。 ロトゥンドさんの息子はABCニュースに「仕事は生きる目的を与えてくれるそうです。毎朝決まった時間に起き、元気に頑張ろうという気持ちになるそうです」と語ってくれた。
2011年に、当時世界最高齢だったウォルター・ブルーニングさんも、働き続けることを勧めていた。「ちくしょう、もう働けないと思うその日まで、ずっと働き続けてください。働くのはいいことだときっとわかるでしょう」
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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