シングルペアレントのあなたは、疲れきってしまったとき、ちゃんと子育てできていると自信を持てるような励ましを必要としているのではないだろうか。ひとりで子育てをするのは、たしかにやりがいがあるけれど、疲れてしまうときだってある。
もう十分がんばっているあなたに、ハフポストのブロガーから10つの言葉を贈りたい（きっと、そんなあなたが今一番必要としているのは、本当は子供から離れてひとりで自由にできる日かもしれないけれど）。
1.「もう十分がんばっています。母親として感じるべき喜びを、ここ最近感じられていないように思います。クリスマスやハロウィンのお祝い、お風呂に入れてあげることだけでは全然足りない気がします。私も、その瞬間を楽しめないことがありました。たったひとりでこれらすべてをこなさなければいけないなんて、と憤りを感じていたのです。
幼い娘の思い出には、たったひとり私しかいないのだと考えるととても辛かったのです。私と一緒にいて、娘は楽しいと感じてくれているのだろう。私がイライラを募らせて、でも他に誰も助けてくれなかったときは、どう感じていたのだろう。
離婚が現実のものとして迫ってきたとき、ある人に言われました。私は十分がんばっている、と。娘のために、いつもたくさんのことをしてあげているから、と。たしかに、家族構成は複雑になるし、父親側の新しい家族もできるでしょう。でも、私は……？ その人は、私は（娘にとって）いつも、いつでも十分過ぎるくらいがんばっているのだから、と言ってくれたのです」−サマンサ・ダービー・ソレンバーガー
2.
「あなたは一家の稼ぎ頭で、大黒柱でもあり、家のルールを作り、教養を教える人でもあります。薬の処方箋をもらい、食料品を買いに行き、料理をし、修理をするのは全部あなたで、同時に便利屋さんも努めています。
本音を言ってしまえば、慣れるまでは本当に大変です。1日にこなさなければいけないToDoリストは、どう考えても24時間に収まらないものです。でも、知っていますか？ どうにかあなたはそれをやることができるのです。何がどうなったらそんなことができるのかわかりませんが、でもあなたはできるのです。
なんとか30分という時間を見つけて、給料前には1万円をひねり出して、次元の違うタイムマネジメント術を作り出し、そうやってすべてをやっていくのです」−ジェニファー・ボール
3．「父親であることはいつも簡単なわけではありません。シングルペアレントは、子供の幸せと自分自身の幸せの間でいつも揺れています。よく親が、私の子供が幸せなら、私も幸せです、と言っているのを耳にすることがあります。それは、間違いです。私の子供が幸せであるためには、まず私が幸せでなければならないのです」−ジョン・バーン
4．「生きている中で、持っていないものをいきなり出せと言われているように感じることがあります。明るく楽しい、とても辛抱強い母親でいなければいけないのです。どんなにお金がないときでさえも……。
もちろん娘のことは愛しています。でも、娘が1時間の間に9869回の質問を私にぶつけてくると、叫びたくなることがあります。『神様はお腹が空くのか』『ママ、私はママのお腹にいる前はどこにいたの？』に対して、話す気になれないときだってあるのです」−シャニータ・ハバード
5．
「世界は、私の肩に重くのしかかっているのに、私はなんとか生きていくだけではなく、ホームランを打ち大成功を収めているのです！ 私の息子はまだ生きているし、成長して、笑って、愛して、力強く育っているのだから」−キャリー・マッケナ
6．「私は、30歳になる頃はきっと、もっと違った人生を送っていると思っていました。 (でも)シングルペアレントがどんなに大変かなんて考えないで、ただどうか子供が欲しいと願っていたときのことを思い出します。神様、わたしに2人の健康で美しい子供たちをくれて、ありがとう」−リンジー・ライト
7．
「何年もの間、私はこの『シングルマザー』というステータスを大切にしてきました。 それは私のマントであり、盾であり、私を傷付ける物や人に対して自分を守る方法でした。 自分のFacebookページに公表し、Twitterアカウントにも載せ、友だちや知らない人との会話の中で宣言し、自分はシングルマザーだと伝えてきました。私はどんな状況でも耐え忍び、怒ったら火を噴くことだってできるかもしれません。誰も悪意を持って私に関わることはできないのです」−ウェンディ・フォンテーン
8．「私は、娘を育てていきます。それに自分の全てをかけるでしょう。自分自身を育てたのは私だから、知っているのです。それが私という人間だから。どんな恐怖に囚われそうになっても、揺るがないでしょう」−ベネッサ・マーター
9．
「私たちは、ひとっ跳びで高いビルを飛び越えること以外は何でもします。私たちはマントを持たないスーパーヒーローなのです」−デビー・バージン
10．「私は、この世のシングルマザーたちがもうこれ以上、離婚や別居、何年もの家庭裁判所での調停、そして、『どうしてママとパパが一緒にいないのか』を説明しないでいいように、と強く願っています。子供を辛い目に遭わせたいではありませんでした。複雑で、簡単に決められることではなく、多くの涙を流しました。
でも今は、シングルマザーになって辛かったあの日々には想像もできなかったくらい、とても幸せで健全で素敵な人生を送っています。私の息子はきっと、自分の両親がもう二度と一緒になることはないと理解したときに、傷ついたでしょう。でも、私は申し訳ないと思っていませんし、結婚生活を終わらせた選択も後悔していません。そのかわり、辛い状況を乗り越え、幸せに生きられる幸運に感謝しています。私も息子も。その幸運がいつもあるわけじゃなくても」−ジェシカ・アシュリー
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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