身近なエクササイズとして定着したヨガだが、実は細かい流派を合わせるとその数なんと100種類を超える。今回はそのなかから8種類を厳選。ヨガは目的別に選ぶのが美しい。
イシュタとはサンスクリット語で「個々」という意味。その名の通り、個人の体質や体形、筋力や柔軟性、また、その日の体調に合わせ、ポーズをフレキシブルに変えるのが特徴。「無理のない状態で体が欲するまま動くのがイシュタヨガ。よりよいポーズを取るためにプロップスと呼ばれる補助道具を使うこともあります」
ブルックシャアサナ:
まっすぐに立ち、足裏に均等に体重をかけて土台を安定させます。腰の高さを揃え、正面に向け、背筋を伸ばします。手を胸の前で合掌、または両腕を天井に向かって伸ばします。目を柔らかくし視線を一点に集中させ、上下に伸びるイメージです。下半身の強化、集中力の向上、バランス感覚を養うなどの効果があります。
●くはら・まゆみ
イシュタヨガ歴8年。beyogajapan在籍。米国ヨガアライアンス(RYT500)、イシュタヨガ認定マタニティヨガなど資格多数取得。http://www.beyogajapan.com/
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(「からだにいい100のこと。」より転載)