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ライバルは常に理想の自分自身?"ビジネスアスリート"代表の中⽥英寿が次に極めたいものとは?

ビジネスはまだまだ初心者。自分としては18歳でプロになったその頃と同じ気持ちです。

【最終回】究極のビジネスアスリートに必要なものとは。

ニューBMW 5シリーズのブランド・フレンドである中田英寿さんとともに、

成功への5つの条件を3回にわたり紐解いていきます。

#5 BE THE ULTIMATE BUSINESS ATHLETE.

究極のビジネスアスリートであること。

- ビジネスアスリートを代表する中⽥さんが次に極めたいもの、⽬指していることは何ですか?

サッカーをやめてもう11年目になりますが、自分の会社を持って、ビジネスをやり始めたのはここ1〜2年ですから、その意味ではまだまだ初心者だと思っています。やはり、ここから作り上げていくものであって、自分としては18歳でプロになったその頃と同じ気持ちです。プロになって、Jリーグに入って、自分が上を目指して、世界を目指して頑張っていく覚悟を決めたときの気持ち。これからやらなければならないことはたくさんあります。その状況はサッカーをやっていた頃とまったく変わりません。まだまだ長い道のりがあると思って、これから自分をもっと追い込んでやっていかなければならないと考えています。

- ビジネスアスリートという考え方については、どう思われていますか?

スポーツは身体をメインにしながら頭も使います。反対に、ビジネスは頭をメインにしながら身体を使うわけですが、それは比重が変わるだけであって、最終的にやり方や取り組み方は一切変わらないと思います。自分はスポーツで追い込んでいたやり方を知っているので、その分ビジネスに対しても、取り組み方は理解しているつもりです。ただ経験がないのです。今はただ、やるしかないと思っていますが、「ビジネスアスリート」という考え方は、よく理解できますし、共感できる気がします。

- 理想の自分と実際の自分を、ご自身のなかで常に対比しているのですか?

もちろん。理想は頭が作り上げるものですから、どんどん進化する。情報が入るほど進化する。けれども、実際に動ける範囲は限られているので、そこには必ずギャップが生まれます。経験を積んでやればやるほど、ギャップは大きくなっていきますから、ライバルである理想はどんどん先へ行く。その感覚はサッカーでもありました。けれども逆に捉えると、理想の自分は常に前を走っているわけですから、それをモチベーションにどこまでも走り続けたいと思っています。

- 自分を追い込んで、上を目指していく覚悟を決めることが成功につながるのかもしれません。スポーツでもビジネスでも、最終的にやり方や取り組み方は変わらない。できるまでやるしかないという姿勢がまさにビジネスアスリートなのかもしれません。

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