Netflixリアリティー番組『クィア・アイ』"ファブ5"来日 悩める日本人を大改造
ファッションやインテリアなど、その道のプロフェッショナルのゲイ5人組、通称"ファブ5"が、悩みを抱えて自信を失った人たちを次々に変身させていくNetflixオリジナルシリーズ『クィア・アイ』(シーズン1・2が配信中)が日本に上陸。日本を舞台に、スペシャルシーズン『クィア・アイ: We're in Japan!(原題)』が制作されることが発表された。"ファブ5"が来日し、悩める日本人を大改造する。
"ファブ5"の"ファブ"は、「伝説的な」という意味の「ファビュラス」に由来。番組は、全員ゲイで超個性的な5人が、それぞれの分野のプロフェッショナルとして、独自の目線から斬新なアイデアを打ち出し、依頼者を魅力的に生まれ変わらせていくリアリティーショー。弱者の立場に立った言葉は多くの視聴者の胸を打ち、 「最も勇気づけられる番組」(Buzz Feed)などとメディアから評され、シーズン1・2を通して全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」の評価でも91%(1月23日時点)と高い評価を得ている。今年、シーズン3の配信も決定している。
そんな中、悩んで自信をなくした日本の人々をプロデュース、大改造すべく、フード&ワイン担当のアントニ・ボロウスキ、インテリア担当のボビー・バーク、美容担当のジョナサン・ヴァン・ネス、カルチャー担当のカラモ・ブラウン、ファッション担当のタン・フランスの"ファブ5"がそろって来日、撮影が実施される。彼らは日本の流行やカルチャーを学びながら、多くの応募の中から選ばれた4人の日本人男女にセルフケアの大切さを伝えていく。
このスペシャルシーズンについて、エグゼクティブ・プロデューサーのデヴィッド・コリンズ は「配信開始からまだ1年ですが、『クィア・アイ』は世界中で話題となり、ファブ5が伝える思いやりやセルフケアの大切さは、まさにこの時代に必要とされているように思います。素晴らしい伝統や習慣を持つ日本での撮影は、より世界の人々に日本を知ってもらう良い機会にもなると思っています」と、大きな期待を寄せている。
過去のシーズンでは、彼らの力を借りて最後には同一人物とは思えないほど大変身を遂げていく姿が描かれ、感動と共感を呼んだ。決して強制せず、好みや選択を尊重する点が、ほかにある変身バラエティーと異なり、多くのファンを獲得している要因でもある。日本の地で5人はどのように悩める日本人を大改造するのか? 来日中に日本のファンを撮影現場に招待する特別企画も予定されており、詳細はNetflixの公式ツイッターなどで発表する。
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