テニスの大坂なおみ(日清食品)が1月24日、全豪オープンの女子シングルスで決勝進出を決めた。日本勢初となる快挙に、試合直後、NHKの生中継で解説を担当していた元女子プロテニス選手の森上亜希子さんが声を詰まらせ、喜びをあらわにする場面があった。
自身にとって同大会初となる決勝進出を決めた大坂。試合はフルセットにもつれ込む接戦となった。
しかし、持ち前の精神力を武器に粘り強さをみせ、最後のマッチポイントではチャレンジを成功。サービスエースで勝利を決めた。
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「また新たな歴史を作ってくれた」
この日のNHKの中継で解説を担当したのは、元プロテニス選手の森上亜希子さん。
森上さんは、日本勢8人目となるWTAツアーチャンピオンに輝き、世界ランキング41位まで達したこともある。しかし、膝の故障により、2009年11月に現役を引退した。
大坂の勝利が決まった直後、実況アナウンサーから感想を求められた森上さんは、感極まった様子で声を詰まらせながら、以下のように語った。
「日本テニス界もたくさんの歴史があって、ここまできて...。まだ優勝したわけじゃないんですが、また新たな歴史を作ってくれたことを嬉しく思います」
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大躍進を続ける大坂。前大会の全米オープンに続くグランドスラム2連勝をかけ、26日の決勝でペトラ・クビトバ選手(チェコ)と対戦する。