インフルエンザ、患者者が11万人超え。1週間でほぼ倍増

年末以降の帰省時は十分な対策を

21日(金)厚生労働省から発表された12月10日〜12月16日までのインフルエンザ発生状況によると、全国の推計患者者数が前週の12月上旬からほぼ倍増していることがわかりました。

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定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの 1 週間に受診した患者数を推計すると約 11.8 万人となり前週の推計値、約 6.3 万人からほぼ倍増しています。

年齢別では、0~4 歳が約 1.4 万人、5~9 歳が約 3.5 万人、10~14 歳が約 2.1 万人、15~19 歳が約 0.5 万人、

20 代が約 0.8 万人、30 代が約 0.9 万人、40 代が約 1.1 万人、50 代が約 0.6 万人、60 代が約 0.4 万人、70

代以上が約 0.3 万人となっています。

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12/8頃から強い寒気が流れ込んで全国的に気温が低下。12/3-9の週に比べ、12/10-16の週は大幅に低く、1週間の平均気温は札幌で3℃、東京で6.7℃、大阪で5.4℃、福岡で4.4℃下がるなど急激な寒さの到来が見られました。

寒気の南下に伴い冬型の日が増えたことで太平洋側を中心に乾燥も進んだ。最小湿度の1週間平均は東京で8.7%、名古屋で20%、高知で12.6%低下。気温が下がっているため、空気中の水蒸気の量はそれ以上に少なくなり、インフルエンザの流行に拍車をかけたと考えられます。

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明日からの3連休は、南岸低気圧の影響で気温・湿度とも多少あがります。ただ、クリスマスで多くの人手が予想されるところでは十分な感染防止対策が必要です。

また上空5500m付近で-40℃以下の強力な寒気が、28日(金)頃をピークに北日本の上空に流れ込んできます。

北海道上空は-45℃以下の寒気に覆われ、これは数年の一度レベルの強さです。このタイミングで真冬の寒さとなり、晴れるエリアではさらに乾燥が進みます。

帰省ラッシュ、そしてふるさとへ帰省されてからも、十分に対策をして下さい。

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