この先は寒さが戻りますが、この寒さ、どうやら師走の寒さでとどまってくれそうにありません。いまから、本格的な冬の準備をしておいた方が良さそうです。
あす5日(水)は、西から大陸の高気圧が張り出します。太平洋側を中心に天気は回復し、日中は日差しが戻る見込みです。暖かさは続き、日中は冬の装いでは暑いくらいでしょう。一方、西高東低の冬型の気圧配置となるため、日本海側は一気に冬モードに。特に、北日本付近には強い寒気が流れ込むため、北海道は雪に変わり、ふぶく所もあるでしょう。雪の降り方が強まることもあるため、路面の状態の変化に注意が必要です。最高気温も、日本海側はグッと下がり、多くの所で師走の寒さが戻るでしょう。
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あさって6日以降は、徐々に冬将軍が本領発揮。今週の後半は全国的に気温が急降下、師走を通り越して、一気に真冬並みの寒さとなる所が多いでしょう。北海道では、最高気温が0度未満の真冬日となる所がある見込みです。また、関東から九州も、今週末は最高気温が10度を下回る所がある見込みです。関東から九州の太平洋側を中心に日差しが戻りますが、それでも寒さ対策が欠かせません。本格的な冬の装いが必要となるため、いまのうちから準備をしておいた方がよさそうです。
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日本気象協会 本社気象予報士 総合旅行業務取扱管理者
佐藤 匠
2014年10月気象予報士登録。ほかに行政書士・海事代理士となる資格を保有。最近では医薬品登録販売者となる資格を取得。学生時代に取得した気象予報士資格を活かし、いつのまにか天気予報の世界に入っていました。