大型で非常に強い台風24号は10月1日未明、東京など関東地方に最接近する恐れがある。気象庁が警戒を呼びかけている。
気象庁によると、台風24号は9月29日午後4時現在、 那覇市の北約60キロにあり、中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。 1時間に20キロの速さで北へ進んでいる。
必要な情報を効率よく手に入れるためには?
いま台風はどこにいるのか。避難所はどこ?災害が発生したら、家族と連絡を取る方法はーー。台風が来る前に、必要な情報はどこにアクセスすれば手に入るのか、まとめてみた。
安否確認の方法を家族で共有しておこう
災害が発生時、もしかしたら家族は別々の場所にいるかもしれない。そんな時でも互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合って決めておこう。災害時には携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もある。その際には以下のサービスを利用しよう。
・災害用伝言板
携帯キャリア事業者が提供。携帯電話やPHSから登録できるネット伝言板。自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できる。NTTドコモ iモード災害用伝言板、SoftBank災害用伝言板サービス、au災害用伝言板がある。
災害の影響を受けた地域にいる場合に、Facebookを通じて自分の状況報告や友達の安否を確認することができる。
災害発生後にGoogleが適宜開設する。氏名などを登録することで、互いに安否確認ができる。
災害時、ネットで情報収集をするには
以下に、災害時に役立つ政府や公共機関が運用する公式Twitterアカウントやサイトを紹介する。
地震、台風、大雨や重大事件など、災害・危機管理関連の政府の活動情報を確認できる。
災害情報や防災・減災に関する情報を確認できる。
大規模災害が発生した際、消防関連情報を確認できる。
・防衛省
災害時、自衛隊の派遣状況などの関連情報を確認できる。
・気象庁
最新の台風情報を確認できる。
「台風特設チーム」による解説を確認できる。
自治体から提供を受けた避難所データなどをもとにした全国の避難所情報を確認できる。
各地の生活、ライフライン情報を確認できる
過去24時間の道路通行実績を集計し、被災地における自動車での避難や救援を支援する。
災害時に透析が必要な人向け。透析可能な病院を確認できる。
命を守るため、早めの避難を
なによりも大切なことは、早めの避難だ。市町村から避難勧告や避難指示があったら、すぐに動けるように準備して、すばやく避難しよう。また、避難勧告が出されていなくても、危険を感じたら、自主的に避難しよう。
都心では、遠くの避難場所へ避難するより、隣近所の2階以上の頑丈な建物に避難するほうが安全な場合もある。避難する場合は、周囲の状況なども総合的に判断し、行動するようにしましょう。