アメリカのプロ野球メージャーリーグのエンゼルスの大谷翔平が9月7日(日本時間9月8日)、ホワイトソックス戦で19号3ランホームランを放った。
日本人選手のメジャー1年目のホームラン数としては最多記録を更新した。
大谷はこの日、敵地イリノイ州シカゴであった試合に5番DH(指名打者)として出場。1-1で迎えた3回1アウト一、二塁の場面で、相手左腕カルロス・ロドンが内角高めに投じた151キロのストレートを振り抜いた。
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打球はセンター方向に飛び、相手の中堅手がフェンス際でジャンプして捕球しようとしたが、グラブごとスタンドに入った。
試合は5-2でエンゼルスが勝った。
日本人1年目のホームラン記録を更新
日刊スポーツによると、メジャーリーグでプレーした歴代の日本人選手のうち、1年目のホームラン数で最も多かったのは、2006年にマリナーズでプレーしていた城島健司がマークした18本だった。大谷は今回、これを抜いて新記録を打ち立てた。
投手としては暗雲
大谷はここまで3試合連続でホームランを放っており、打撃では好調を維持。記録をさらに伸ばしそうだ。ただ、一方で投手としてのプレーには暗雲が立ち込めている。SANSPO.COMによると、5日に右肘靭帯に新たな損傷が見つかったという。
球団は、医師からは靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を勧められていることを明かした。手術を受けることになれば、投手としての登板は長期間できなくなる恐れがあり、メジャーリーグをも席巻してきた「二刀流」に赤信号が灯ることになる。
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大谷は「いくつかある選択肢の中で今すぐに(手術)ということはないので、このままシーズンをしっかり最後まで自分らしくプレーしたい」と話した。