高速道路を175キロで走行したとして、新潟県警は9月3日、道路交通法違反の疑いで警察署地域課に勤務する女性巡査を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。共同通信などが報じた。
産経ニュースは、女性巡査が「自分のせいで遅刻をしたら同乗者や研修会の参加者に迷惑がかかる。何としても間に合わせなければならないという一心で、速度を出してしまった」と話したと伝えている。
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女性巡査は7月4日朝、新潟市内の高速道路で公用車を運転中、法定速度(100キロ)を75キロ超える速度で走行した疑いが持たれている。
時事ドットコムによると、巡査は同僚2人と一緒に、勤務先の警察署から県警本部で開かれる公務の研修会に向かう予定だった。ところが巡査が寝坊して遅刻しそうになり、猛スピードで車を走らせた。速度違反取り締まり装置が反応したため、署の幹部に自ら申告したという。