「こういうハグが恋しい」 親から拒絶されたLGBTの子どもたちを、教会のメンバーが抱きしめた

お母さんやお父さんの代わりに「フリー・ハグ」
@jenhatmaker via instagram
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LGBTの権利を訴えるパレードで、ある教会のメンバーが「フリー・ハグ」を実施した。同性婚を認めない保守的なクリスチャンもいる中で、教会がこうした行動に出たことが話題を呼んでいる。教会がフリー・ハグをしたのは、8月上旬にテキサス州オースティンで開催されたプライドパレードで、その様子を海外メディアが報じている。

この教会に通う作家ジェン・ハットメーカーさんがInstagramにその様子を投稿した。それによると、LGBTであることを家族に受け入れられず、辛い目にあう当事者も多いため、彼らは「母親が子どもにするようなハグ」を試みた。

当事者の子どもたちからは、こんな反応があったそうだ。

「こういうハグが恋しい」

「お母さんは、もう僕・私のことを愛してないの」

「お父さんに、もう3年も口を聞いてもらってない」

「お願い、あともう一回だけハグさせて」

ある研究によると、ホームレスを経験するアメリカの若者の約40%がLGBTで、そのうち43%が性的指向や性自認を理由に、親から無理やり追い出されている。

ハットメーカーさんと彼女が通うオースティン・ニュー・チャーチは、そのような子どもたちのお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そして牧師さんの代わりにハグをした。

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「私たちは、彼らが信じられないほど愛されていて、必要とされていて、かけがえのない存在であることを何度も何度も伝えました」

ハットメーカーさんはそう語っている。

キリスト教・福音主義の作家として知られるハットメーカーさんは、過去のインタビューで同性婚を支持していることを明らかにしており、自身のFacebookでもクリスチャンはLGBTを支持するべきだと発言している。

(編集:船木杏奈)

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