メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平は8月27日、本拠地のカリフォルニア州アナハイムであったロッキーズ戦で、逆転となる特大の15号3ランホームランを放った。
大谷はこの日、4番指名打者(DH)として出場。1-2とリードされていた4回ノーアウト二、三塁の場面で、相手右腕ジョン・グレイが投じた94マイル(151キロ)の外角ストレートをジャストミートした。
打球はぐんぐん飛び、大谷が度々放り込んできた、センター奥にあるエンゼルスタジアムの名物モニュメント、ロックパイル(人工岩山)に落下。逆転となる3ランホームランとなった。
ロッキーズに逆転を許したあとの8回にも、大谷はレフト線にヒットを放ち、その後の再逆転のきっかけを作った。
試合はエンゼルスが10-7で勝利し、大谷は5打数2安打3打点の活躍だった。SANSPO.COMによると、大谷は試合後、ホームランについて「比較的甘いところに狙いを定めて、球種とかっていうよりはそういう感じでいきました」と話した。
大谷、スーパーマリオのポーズ?
ホームランを放った大谷がダイヤモンドを一周して本塁ベースを踏む際、右手をガッツポーズぎみにして飛び跳ねる仕草を見せた。
テレビゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のキャラクター、マリオがブロックを壊すときのポーズに似ており、すでに生還して大谷を待ち構えていた二塁ランナーのデビッド・フレッチャーとまるで申し合わせたかのようなタイミングでの披露だった。
大谷はこれまで、マイク・トラウト外野手と「お辞儀」パフォーマンスをするのが定番だったが、スーパーマリオは「新作」パフォーマンスとして注目を集めそうだ。
エンゼルスのTwitter公式アカウントも「Super Shohei > Super Mario」(スーパー翔平>スーパーマリオ)と投稿し、活躍を喜んだ。