第100回全国高等学校野球選手権大会は8月20日、金足農(秋田)が日大三(西東京)に勝利し、決勝に進出した。秋田県勢では103年ぶりの快挙となり、大きな反響を呼んでいる。
一方で、気になるのが滞在費。
主催する朝日新聞の「開催要項」によると、1校あたり選手18人、部長(責任教師)と監督の2人、計20人分の交通費のほか、滞在費として1日4000円が補助されるという。
出場選手の旅費、滞在費補助規定
全国大会 1校20人(選手18人、責任教師1人、監督1人)を限度とし、次の通り旅費と滞在費補助を支給する。
(イ) 旅費は代表校の所在地から大阪までの往復普通乗車運賃(新幹線、特急、急行料金を含む)、船舶利用の場合は普通二等の乗船運賃を支給する。ただし、沖縄、南北北海道代表校は航空運賃を支給する。
(ロ) 滞在費は抽選日(8月2日)から、その学校の最終試合日までの日数に対し、1日1人4,000円を補助する。
だが、補助だけではホテル代を全額賄うのは難しい上に、吹奏楽のメンバーや観客席で応援する野球部員の旅費、滞在費もある。こうした負担を軽くするために、寄付金などで賄っているのが現状だ。金足農が勝ち進み、ベスト8への進出が決まった17日、金足農の野球部OB会は、ホームページで次のように呼びかけた。
勝ち進むことで、控え選手や吹奏楽の応援団の宿泊費用が必要となり、当初の寄付金の予算を大幅に超える可能性が出てきてしまいました。皆様のご協力をどうぞ宜しくお願い致します。
寄付先の口座は次の通り。*ハフポスト日本版が各金融機関に口座情報を確認した
秋田銀行追分支店 (普)1044052
北都銀行秋田北支店 (普)8126876
秋田なまはげ農業協同組合追分支店 (普)0023609
口座名義:金農甲子園出場支援協議会会長 佐々木吉秋
問い合わせ先:第100回全国高等学校野球選手権大会出場支援協議会事務局
018-873-3311(金足農業高校内)