上川陽子法務大臣は7月26日、オウム真理教の元幹部6人に対する死刑が執行されたと発表した。
6人の幹部は、林泰男(60)、豊田亨(50)、広瀬健一(54)、岡崎一明(57)、横山真人(54)、端本悟(51)の各死刑囚。
関わった主な事件は以下の通り
地下鉄サリン事件:林、豊田、広瀬、横山
松本サリン事件:林、端本
坂本弁護士一家殺害事件:岡崎、端本
オウム真理教・元代表の麻原彰晃(本名:松本智津夫、死刑執行)や信者たちによって、1989年の坂本弁護士一家殺害事件、1994年の松本サリン事件、1995年の地下鉄サリン事件をはじめとする数々の事件が引き起こされた。一連の事件ではあわせて29人が死亡、6500人が被害にあった。
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オウム真理教関連で死刑が確定していた元幹部は13人。麻原元死刑囚ら7人に対する刑は、7月6日に執行された。上川法務大臣によると、1カ月に2度の死刑執行があったのは、公表が始まった平成10年(1998年)11月以降初めてだという。
逃亡していた一部の信者も含めて、教団による一連の事件の刑事裁判は、2018年1月に終結した。
法務省は3月、東京拘置所に収監していた死刑囚13人のうち、麻原元死刑囚らを除く7人を別の拘置所や拘置支所に移送していた。