2018年6月28日の月は「ストロベリームーン」だ。
ストロベリームーンは、 夏至に一番近い満月のこと。CNNによると、アメリカ先住民のアルゴンキン族の呼び名に由来し、この満月は野イチゴの収穫の時期を示すものだったという。
だから、ストロベリームーンという名前から、イチゴのように真っ赤なお月様が見えるわけではない。
仙台市天文台は、2017年6月9日の朝日新聞デジタルの記事で、以下のようにコメントしていた。
「この時期は月の高度が冬より低いため、赤く見えるように思うかもしれないが、この日の月が特別に赤いわけではない」
「そもそも、太陽も朝日や夕日が赤く見えるのと同じ原理で、月も昇り始めと沈む時は赤く見える。『ストロベリームーン』自体が天文用語でもなく、地球から1年で最も離れているからといって、より赤く見えるわけではない」
真っ赤な月ではなさそうなのは残念だけど、たまには夜空を眺めながら、ワールドカップサッカーの日本代表の健闘を祈ってもいいかもしれない。
決勝トーナメント進出をかけたポーランド戦は、日本時間午後11時にキックオフだ。