大阪北部で6月18日朝に起きた最大震度6弱の地震では、大阪府内を中心に各地で被害が出ている。
NHKニュースによると、高槻市栄町にある寿栄小学校でプールの外壁の下敷きになった9歳の女児が死亡した。
震度5強の揺れを観測した大阪市東淀川区では、外壁の下敷きになった80歳の男性が死亡。茨木市では80代男性が自宅で本棚の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。このほか、各地で負傷者が相次いでいるという。
Twitter上では、駅の電光掲示板が落ちていたり、水道管が破裂したりするなどの状況を伝えるツイートが相次いだ。
新大阪駅では、駅に入っている書店ブックスタジオで、本が本棚から大量になだれ落ちていた。
ん~やっぱりかなり揺れたんだ。。。 pic.twitter.com/a76dHGQL6Y
— のの (@CUTiE_LILIA) 2018年6月17日
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)では、受付のガラスが割れるなどした。USJによると、6月18日午前10時現在、被害状況や安全確認のためオープンを見合わせている。
ユニバ。ガラス割れた pic.twitter.com/IxPddJb1dg
— モンブラン@スプラ垢 (@Oh20wSz) 2018年6月17日
気象庁は「揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険が高まっている。危険な場所に立ち入らず、身の安全を心がけてください」「今後は1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意してほしい。特に今後2、3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあり注意してほしい」と注意を呼びかけている。
地震のあった現地の様子を写真で伝える。