サッカー・ワールドカップのロシア大会で、初出場のアイスランドが優勝候補のアルゼンチンと引き分ける大健闘を見せた。プレーだけでなく、サポーターが繰り出す迫力満点の応援「バイキング・チャント」にも注目が集まっている。
LADbibleが、試合前に会場付近で撮影されたとみられるアイスランドサポーターの動画を投稿。青色で一面を覆う無数のサポーターが、息ぴったりの手拍子と掛け声による応援を練習する様子が写っている。
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動画のタイトルには「3万人のサポーターがモスクワに集まった」とつづられており、これが事実なら、人口35万人ほどのアイスランド国民の1割程度に当たる人が応援に駆けつけたことになる。
この応援は「バイキング・チャント」と呼ばれ、代表チームが試合後に行う儀式でもある。ゆっくりとしたリズムの手拍子と同時に「ハッと」掛け声を繰り出し、完璧な一体感と迫力を生み出している。別名「サンダークラップ」「バイキング・クラップ」とも呼ばれる。
ロイターによると、アイスランドサポーターは、試合本番もスタジアムを青色で埋め尽くし、迫力満点の「バイキング・チャント」を披露。強豪アルゼンチンからドローを引き寄せたようだ。
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アイスランドサポーターは2016年のユーロ・フランス大会の際にも、この大声援でサッカーファンを虜にした。
次に「バイキング・チャント」が見られるのは、日本時間22日24:00(現地時間22日18:00)から始まるナイジェリア戦だ。