ドルガバのデザイナー、セレナ・ゴメスさんをインスタで「超ブス」とコメント

『13の理由』俳優やファンたちがセレナを援護
Huffingtonpost News

もしまだステファーノ・ガッバーナ氏を応援しているのであれば、今がやめ時だ。

ドルチェ・アンド・ガッバーナ(ドルガバ)のデザインを手がけるガッバーナ氏は、今までファッション界が見過ごしてきた数々の失言を記録されている。

彼は6月11日、「13の理由」のプロデューサーで、歌手・俳優として有名なセレナ・ゴメスさんの写真に「so ugly (超ブサイク)」とコメントし、またもや一線を越えた。

セレナさんの赤ドレス姿が投稿されたインスタ写真に、"è proprio brutta"とコメント。イタリア語で「彼女はとても醜い」という意味に当たる。

#selenagomez rocks red dresses ❤️ Choose your fave: 1,2,3,4 or 5?

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さらに、ガッバーナ氏はセレナさんを「まるでポメラニアンのようだ」とけなす他人のコメントに対しても「ハハハハハ、確かにそうだ」と賛同。

彼女の壮大なファンベースーー彼女はInstagramで最も人気なユーザーでもあるーーを考えれば、セレナ・ゴメスさんは最も公開的に攻撃してはいけない人物だ。ネットフリックスのドラマ番組「13の理由」で知られる俳優のトミー・ドーフマンさんもすぐに彼女の援護に走った。

THE CATWALK ITALIA

「あなたはもう疲れていて終わりだ。あなたのホモフォビック(反同性愛)でミソジニー(女性蔑視)でボディーシェイミング(体型批判)な存在は2018年に居場所はない」とコメント欄に投稿。「もはや通用されることでもシックなことでもない。どうぞ、お座り下さい(あなたは時代遅れだ)」

歌手で友人のジュリア・マイケルズさんもTwitterで、セレナさん宛に「あなたは中も外も美しい女性だよ。大好き」 と応援メッセージを送った。

LONDON, ENGLAND - APRIL 01: Stefano Gabbana (L) and Domenico Dolce attend a private dinner celebrating the Victoria and Albert Museum's new exhibition 'The Glamour Of Italian Fashion 1945 - 2014' at Victoria and Albert Museum on April 1, 2014 in London, England. (Photo by David M. Benett/Getty Images)
LONDON, ENGLAND - APRIL 01: Stefano Gabbana (L) and Domenico Dolce attend a private dinner celebrating the Victoria and Albert Museum's new exhibition 'The Glamour Of Italian Fashion 1945 - 2014' at Victoria and Albert Museum on April 1, 2014 in London, England. (Photo by David M. Benett/Getty Images)
DAVID M. BENETT VIA GETTY IMAGES

ガッバーナ氏は自分のコメントに対して反省している様子もなく、自身のインスタストーリーで騒動についてからかった。「私の名前はセレナだ!#私に謝れ」などと投稿。

Stefano Gabbana

有名デザイナーのコメントは中傷的だが、彼をフォローしていたら驚くようなことでもない。ガッバーナ氏とドメニコ・ドルチェ氏は共にゲイとカミングアウトしており、2人は以前付き合っていたこともある(ガッバーナ氏は最近ゲイと呼ばれることに反対しているが)。そんな2人は、2015年にイタリア誌Panoramaのインタビューで、同性愛家族の体外受精に対してホモフォビック(反同性愛)な発言をしたことで批判を浴びた。

ドルチェ氏は、体外受精で生まれてくる赤ちゃんたちを「化学的で人工的な子供達」と呼び、ガッバーナ氏は「唯一の家族は伝統的なものだ」と述べた。また、同じインタビューで「私たちはゲイによる養子縁組に反対する」と言った。

インタビューに対する多くの批判を受けた2人は、その後謝罪し、「他人の決断をとやかく言うつもりはなかった」と釈明。

当時、エルトン・ジョンさんやリッキー・マーチンさんなどのセレブたちがドルチェ・アンド・ガッバーナのブランドをボイコットするよう呼びかけ、批判した。最近では、メラニア・トランプさんをデザインする機会に飛びついたことで批判されていた。

この記事はハフポストUS版を翻訳・編集しました(若林絵里香)

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