《米朝首脳会談》拡大会合の出席メンバーは?「足を引っ張った過去を乗り越える」(動画)

緊張ムードだった1対1の会談とは変わり、両首脳はリラックスした雰囲気だった。
拡大会合に臨む金正恩氏(左)とトランプ大統領
拡大会合に臨む金正恩氏(左)とトランプ大統領
Jonathan Ernst / Reuters

史上初の米朝首脳会談が6月12日、始まった。アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長の1対1の会談に続いて、2国の側近らを交えた拡大会談に移った。緊張ムードが流れていた1対1の会談とは変わり、両首脳はリラックスした雰囲気だった。

会談には、次のようなメンバーが出席した。

アメリカ側:ポンペイオ国務長官、ケリー大統領首席補佐官、ボルトン大統領補佐官

北朝鮮側:キム・ヨンチョル副委員長、リ・スヨン副委員長、リ・ヨンホ外相

トランプ大統領と金正恩委員長の冒頭の主なやりとりは、次の通り。

トランプ大統領:過去の政権が解決できなかった問題だ。協力することで成功できると思います。

金正恩委員長:問題を解決していきたいと考えている。首脳会談が開催されたこと、私たちの仲間とともにここに話し合えることができて、感謝します。我々の足を引っ張った過去を乗り越えて、我々がここに集まり向き合えば、素晴らしい平和がもたらされるだろう。すばらしい出発点となるきょう、大統領と共に巨大な事業を始める決心がついている。

トランプ大統領:課題も多いと思うが解決したい。このように会談をひらけたことは名誉で、私たちは必ず成功裏に解決します。

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