台風5号が北上、6月11日は関東・東北で激しく降るところも

関東は雨のピークが昼前後になりそう

11日 台風北上 関東と東北で激しい雨

tenki.jp

大型の台風5号が北上。周辺の湿った空気の影響で関東は午前を中心に、東北は午後、雨脚が強まり、激しく降る所も。また、別の気圧の谷が近づき、西日本も局地的に雨が強まる。

きょうの天気 活発な雨雲 関東から東北へ

大型の台風5号が北上し、伊豆諸島に接近します。台風周辺の湿った空気の影響で梅雨前線の雨雲が発達し、関東と東北で雨脚が強まります。交通に影響が出る所もありそうですので、情報を十分確認して、余裕を持った行動を心がけてください。また、寒気を伴った気圧の谷が西から近づきます。

沖縄は、台風が離れるため、風は収まります。ただ、湿った空気の影響が残り、所々で雨や雷雨があるでしょう。

九州から東海にかけては、大気の状態が不安定です。すでに日本海側は雨の強まっている所があります。いま降っていない所も、急に強い雨が降ったり、雷雨になるおそれがあります。特に九州や中国地方は、局地的には、傘があっても濡れてしまうほど激しく降るでしょう。

北陸も雲が多く、朝晩を中心に雨が降ります。

関東は雨のピークは昼前後にかけてとなりそうです。南部を中心に、カミナリを伴い激しく降る所があるでしょう。

台風の接近する伊豆諸島は、きのうからすでに大雨となっており、今後さらに非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害に厳重な警戒が必要です。また、昼頃から夕方をピークに風が非常に強く吹きます。海は大シケです。

東北は、今朝は雨の所は少ないですが昼頃からは広く雨に。南部ではきょうの夕方から激しく降るおそれがあり、あすの朝にかけては北部でも雨脚が強まるでしょう。

北海道は今夜遅くになると雨が降り出します。あすになると激しく降る所があるでしょう。

きょうの最高気温

きのうと同じかやや高い所が多いでしょう。

沖縄や九州から東海、北陸にかけては、ムシッとした暑さです。那覇は29度、福岡は24度、高知は27度、広島は24度、大阪は26度、名古屋は29度、金沢は25度の予想です。

一方、関東から北は、暑さはなく、少しヒンヤリと感じられる所もありそうです。東京は21度、仙台は18度、札幌は18度、釧路は15度の予想です。

(2018年06月11日06:59)

【関連リンク】

日本気象協会 本社気象予報士

戸田 よしか

よろしくおねがいいたします。

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