「エヴァ新幹線」運行終了、庵野監督が「御苦労様でした」と感謝。A.T.フィールド全開の勇姿を振り返る(画像集)

「こういうとき、どんな顔すればいいかわからないの…」
JR西日本

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の世界観をデザインに取り入れた新幹線車両「500 TYPE EVA」の運行が5月13日で終了する。

運行終了にあたって、庵野秀明監督は「エヴァ新幹線様江 長きに渡る運行業務、どうも御苦労様でした」と、感謝のメッセージを公開した。

庵野監督は、妻の安野モヨコさんをはじめ、家族と乗車した際のエピソードを紹介。「あの先頭車両が新山口駅に入線した時のインパクトは妻共々、今でも忘れられません」「新神戸までの乗車は、皆がすごく喜び、楽しんでいて、家族の良き想い出となっています」と、感慨深げに綴った。

「エヴァ新幹線」は、JR西日本が2015年11月から運行開始。山陽新幹線の全線開業40周年を記念した企画だった。デザインはメカニックデザインの山下いくとさんが担当。庵野監督も監修した。

ブラインドを下げると「A.T.フィールド」が全開になる様子や、コックピットを模した座席、原作をイメージしたジオラマなどが好評に。当初は2017年3月に運行終了予定だったが、人気を受けて運行期間を延長。新大阪〜博多間を1日1往復していた。

夏以降はエヴァ新幹線に代わり、サンリオのキャラクター「ハローキティ」をあしらった新幹線が登場する。

注目記事