サッカー界の超大物が、Jリーグでプレーする可能性が出てきた。スペイン代表でバルセロナに所属するMFアンドレス・イニエスタが、ヴィッセル神戸と契約する見込みだと、スペインのラジオ局「エル・ラグエロ」など複数のメディアが伝えた。
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イニエスタは、今季限りでバルセロナを退団することを表明。移籍先は中国のクラブチームと噂されていたが、クラブ側が獲得を否定した。
スペインのラジオ局「カデナ・セール」によると、ヴィッセル神戸との契約期間は3年で、年棒は中国のクラブが支払うと伝えられていた2500万ユーロ(約32億5000万)。イニエスタの農場で生産されるワインを神戸が購入することも、契約に含まれているという。
この契約は、バルセロナのスポンサーを務める楽天の三木谷浩史社長が先導したという。
ヴィッセル神戸には既に、元ドイツ代表のルーカス・ボドルスキが加入している。イニエスタが加われば、ワールドカップ優勝を経験した2人の共演がJリーグで実現することになり、ファンが大興奮することは間違いないだろう。
ヴィッセル神戸の広報担当者は5月8日、ハフポスト日本版の取材に対して「そのような情報は一切把握していない。報道を見てびっくりしている」と驚いた様子だった。