女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、不起訴処分(起訴猶予)となった5人組アイドルグループ「TOKIO」の山口達也さん(46)について、メンバーの国分太一さんが5月2日、出演した情報番組「ビビット」(TBS系)で改めて思いを語った。
国分さんとほかの出演者とのやりとりは以下の通り(敬称略)。
堀尾正明 山口さんが起訴猶予となりましたが、太一さんはこの判断、率直にどう思われました?
国分 はい、不起訴となりましたが、この不起訴には起訴猶予という言葉がついています。
検察は裁判をする必要はないが、犯罪はあったと認めているということです。山口が犯した罪は、紛れもない事実だっていうことがわかりました。
あの、これで捜査は終わりますが、山口が犯したことというのは、絶対にあってはいけないことだと思います。被害に遭われた方とそのご家族の皆さんに、とても不安な思い、怖い思い、それをぬぐい切ることってのは、非常に難しいことだと思います。
それでも山口は自分が犯してしまったこの罪を、なんとか向き合って、なんとか自分と向き合って、これからを過ごしてもらいたいなと思います。
江原啓之 他のメンバーの活動はこれからちゃんとやって行かれるんですよね?
国分 そこらへんに関しましても、今日の会見でメンバー4人から話そうかなと思っています。
真矢ミキ 今日の会見はみなさんで決められたのですか?
国分 そうですね、メンバー4人で、まあ、ちょっと23年間、このぐらいの年齢になりますと、仕事に関しましても、うちの事務所にも自由にやらせてもらっているところもあったりしました。
そういうところで、自由にやらせてもらっている自分たちが、自分たちの口で語らないのはおかしいだろうと、メンバー一人一人思っていますので。
今日は、そういう思いで、まずは被害者の方と、ご家族の皆様にお詫び申し上げ、そして自分たちの今思っていることを自分たちの口で伝えていきたいと思っています。
真矢 ジャニー喜多川さんからコメント出てましたけど、あれを受けてどのように感じられたんですか。
国分 本当に申し訳ないというその気持ちだけですけど...。(泣く)そうっすね。自分...すいません。いや、もう自分が16歳のときにTOKIOというグループができて、そのときはまだこのメンバー5人ではなかったんです。
そこから自分が20歳になって、今のメンバーになりました。ジャニーさんは「親として」という言葉を使ってくれました。16歳のときにTOKIOというものが生まれて、それからこの23年間の間にたくさんの経験をさせていただきました。
だからこそ、一人一人たくさんの仕事が増えたと思いますし、その分の責任は自分たちでつくっていかなきゃいけない。
その生みの親にこんなことを言わせてしまったことを本当になさけないなと。これからどうやって向き合っていくか、一人一人が感じて、成長していくことが、ジャニーさんへの恩返しだと思っているので、これからそういう気持ちで前を向いて行きたいと。
堀尾 ジャニーさんもこれからのことはメンバー自身に任せるとおっしゃっていました。
国分 だからこそ、メンバー4人で今日、会見で自分たちの口で語りたいと思います。