まさか......本当にやるなんて。人気アニメ「エヴァンゲリオン」の新商品に、ネット上で衝撃が走った。
4月20日に発表されたのは、その名も「シンジ湖のシジミ汁」。
この投稿に対してエヴァンゲリオンのファンからは、「シミジミ啜りに行きたい」「気になりすぎる」「飲んだらネガティヴになりそうで怖い」などといった声が数多く寄せられた。
それにしてもなぜ、この商品を企画したのだろうか。ハフポスト日本版は25日、この公式グッズを企画・販売する島根県立美術館の担当者に取材をした。
以下、そのやり取りだ。
--- いつから、どこで売っていますか。
4月20日(金)~ 7月9日(月)の、期間限定の販売です。 島根県立美術館内のショップ、メーカーさんの直営店、エヴァンゲリオンストア(池袋)、公式通販サイトでも販売しています。
---なぜこのような商品を企画したのですか。
島根県立美術館で現在開催中の「エヴァンゲリオン展」に合わせて、地元の企業とオリジナル商品を作ろうということになりました。島根県立美術館が宍道湖のそばにあるので、宍道湖のシンジと、主人公のシンジ君を掛け合わせました。宍道湖はしじみ汁が有名だったので、この商品が生まれました。ちょうど語呂も良かったので。
---売れ行きはどうでしょう。
非常にたくさん売れていてびっくりしています。まだ展覧会が始まって5日ですが、もともと予想していた量では足りず、製造元に追加注文しているのが現状です。
---ネットでは大反響ですよ。
Twitterで話題になっているのを見ました。今まではシンジ君のグッズはなぜか人気がなくて、女性キャラクターやカヲル君のグッズの方が売れていたのですが、この商品はシンジ君のファンたちが挙って買っているという印象です。
---ちなみに実際召し上がりましたか。
まだ食べてないです。
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「エヴァンゲリオン展」
開期:4月20日(金)〜7月9日(月)
開館時間:10:00~日没後30分 (展示室への入場は日没時刻まで)
会場:島根県立美術館
休館日:火曜日(ただし5月1日は開館)
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「エヴァンゲリオン」は、1995年から1996年にかけてテレビ東京系列で放送されたSFアニメ作品。大災害「セカンドインパクト」が起きた世界を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。