アメリカ大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は4月11日、アーリントンでのレンジャーズ戦に「8番指名打者」で先発出場。2回の第1打席で、2アウト、一、二塁から先制点となるレフト前タイムリーヒットを放った。大リーグで左投手からの初安打となった。朝日新聞デジタルなどが報じた。
開幕後、打者として3試合連続ホームラン、投手として2連勝と、快進撃を続ける大谷。その大活躍に、大リーグのコミッショナーも手放しで賞賛している。
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日刊スポーツによると、大リーグのマンフレッド・コミッショナーが11日、ロサンゼルスで取材に応じ、投打の「二刀流」で活躍する大谷選手について、「おそらく今の大リーグで最大のストーリー(物語)だ。素晴らしいデビューだ」などと称賛したという。
長いメジャーの歴史でも、伝説の選手ベーブ・ルース以降、本格的な二刀流を成功させた選手はいない。
マンフレッド・コミッショナーは、大谷の二刀流がリーグに与える影響について「多くの人々が刺激を受け、同じようにやってみようとする選手が出てくるかもしれない。違うことが起こるというのは、どのスポーツにとっても喜ばしい」と語った。