大谷翔平、3戦連続ホームラン。メジャーで彼を奮い立たせたのは、日ハム時代と同じあの歌だった

「場所は違いますけど、多少いつも通りのリズムで入れたんじゃないかな」
4月3日、 本拠・エンゼルスタジアムの試合に初出場した大谷翔平選手 Credit: Kirby Lee-USA TODAY Sports
4月3日、 本拠・エンゼルスタジアムの試合に初出場した大谷翔平選手 Credit: Kirby Lee-USA TODAY Sports
USA Today Sports / Reuters

エンゼルスの大谷翔平投手が4月6日(日本時間7日)、「8番 指名打者」で先発出場。2回の1打席で3試合連続となるホームランを放った。

0-6の2死、走者なしで迎えた第1打席。カウント2ボールからの3球目、約151キロの速球をたたき、打球は中堅フェンス奥にある球場名物の「ロックパイル」に直撃した

第2打席は、センターフライに倒れたが、3戦連発は、日本人メジャーリーガーでは2人目。

2004年9月と2007年7月にヤンキース松井秀喜外野手がマークしている。2004年の松井はメジャー2年目。1年目で、しかも4月にマークしたのは大谷が史上初となった

投手でも、アスレチックス戦で初登板で初勝利を挙げている。

オープン戦では打率1割台、本塁打なしと不調だったが、開幕直前に右足を上げないノーステップ打法に変えたことで打撃は好転した。3戦連続アーチは、大谷の実力を証明している。

メジャーに挑戦しても変わらないもの

そんな大谷だが、メジャーに挑戦しても変わらないものが1つある。

3日(日本時間4日)の本拠・エンゼルスタジアムの試合に初出場した大谷は、軽快なポップスに乗って打席に立った。 登場曲は、日ハム時代と同じイギリスのシンガーソングライター、オリー・マーズの「Wrapped Up」だった。

朝日新聞デジタルによると、日ハム球団事務所の職員が「もう変えよう」と提案しても、 「やだ」と言って、流し続けたこだわりの曲だという。

大谷は、曲を継続した理由について「慣れているかなという感じはします。場所は違いますけど、多少いつも通りのリズムで(打席へ)入れたんじゃないかなと思います」とコメントした。

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