4月1日から、水泳競技「シンクロナイズド(同調する)スイミング」の名前が「アーティスティック(芸術的な)スイミング」に変わった。国際水泳連盟(FINA)の2017年7月の決定に伴う対応。
日本水泳連盟は「シンクロ」に代わる略称として「アーティス」という略称を普及させたい考えだ。共同通信によると、「シンクロ」の看板を掲げている強豪クラブもあわせて名称が変わる方針という。
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2017年7月のFINA総会で競技名の変更が決定。ロイターによると、FINA幹部の説明として、メディアや国際オリンピック委員会(IOC)から、同調性のみならず非常に芸術的な側面も強調するべきだという指摘があったという。署名サイト「change.org」で1万1000人を超す反対意見を集めるなど、反対の動きも根強かったが、最終的にFINAの方針通りの結果になった。
今年3月から始まっている世界選手権ではすでに「Artistic Swimming」の表記が使われている。