長く付き合っていて、いつも仲が良いカップルがいる。どんな時も支え合い、相手に感謝を忘れない人たち。相手のために何かするのを、純粋に楽しんでいる。
そんな幸せなカップルが、自発的にやっていることがあるという。一体何なのか、専門家たちに聞いた。
1. こまめに連絡をとりあう
「元気?」「あれどうなった?」。仲良しのカップルは、ちょっとしたこともメールや電話をします。約束に遅れそうな時や飛行機が到着した時に電話したり、帰る前に「何か買ってきて欲しいものはある?」と聞いたり。
いつも連絡を取り合うのは「あなたのこと考えてるよ」というメッセージ。相手とのつながりを感じられ、お互いが生活の大事な部分を占めるようになります。
――ウィニフレッド M. レイリー氏(結婚と家族のセラピスト)
2. 褒め合う
「君は世界一の妻だ!」みたいに大げさに褒めなくてもいいんです。でも、何かしてくれたことに対するさりげないひと言、例えば「すごく美味しいディナーだった!」は大切です。
いつも褒め合わなくても、うまくいっているカップルもいます。でもほとんどの人は、自分のことをほんの少し認めてもらうと幸せです。幸せなカップルは、惜しみなく相手を褒めます。
――サマンサ・ロッドマン氏(心理学者、カップルセラピスト)
3. カードでサプライズ
「いつも考えてるよ」とか「本当にありがとう」と書かれたカードをもらうと、特別な気持ちになります。書く方も、感謝することの大切さを改めて実感します。
カードを、相手が行きそうな場所にさりげなく残しておくとさらに楽しいです。私たち夫婦は、夫は冷蔵庫にカードを残し、私は夫の枕の下に隠しています。
――スーザン・ピース・ガドゥーア氏(結婚セラピスト、作家)
4. 点数付けしない
相手のために喜んで何かをするのは、お金のかからない贈り物です。仲の良いカップルは、見返りは求めません。
洗濯物を乾燥機に入れたり、相手のお気に入りの場所にハイキングに行ったり、「これぐらいやっとけばいいだろう」と思うちょっとプラスのことを、パートナーのために喜んでやります。
「点数付け」せずに相手のためにすすんで何かをすることで、幸せなカップルは大きな満足感を得ています。
――カリ・キャロル氏(カップルセラピスト)
5. 気持ちをオープンに伝える
「自分の考えや気持ちを相手に打ち明けるのが難しい」と感じているカップルは、孤独です。
幸せなカップルは、常に考えや気持ちを相手に伝えているわけではないかもしれません。しかし「自分は相手を理解している」と感じられる頻度で、思いを共有しています。
―― サマンサ・ロッドマン氏
6. 食べ物は大事
食べ物には、パートナーとの絆を強める力があります。相手の好きな食べ物を買って帰るのは、「アイラブユー」を伝える素晴らしい方法です。
相手の好きな食べ物があなたの手作りの食事だったら、ハーゲンダッツを買って帰るより作ってあげると、さらに喜ぶでしょう。
―― スーザン・ピース・ガドゥーア氏
7. サプライズ洗車
車が突然ピカピカになっていたら、嬉しいもの。自分で洗う、カーウォッシュに持ち込むなど、洗い方は関係ありません。車がきれいになっているのを見たパートナーは、驚き、あなたに心から感謝するでしょう。
―― スーザン・ピース・ガドゥーア氏
8. 「ありがとう」が習慣
長く一緒にいると、相手の行為に慣れてしまいがち。でも、愛の火を常に灯し続ける方法は、相手がやってくれたことに気づき、感謝を述べることです。
私たちは、自分が相手にとって価値がある存在だと感じていたいものです。仲の良いカップルは、その大切さを理解しています。だからパートナーにいつも感謝を伝えます。
何も言わなくたって相手は自分の愛をわかっている?いえいえ、相手への「ありがとう」という感謝の言葉が、さらに親密な関係を築くのです。
―― カリ・キャロル氏
9. 自分から「アイラブユー」
幸せなカップルは、相手に求められなくても自発的に「愛してる」を口にします。相手が予想していない時のサプライズ・アイラブユーも欠かしません。
多くのカップルは、どちらか一方だけが「愛してる」と伝えています。相手に言われて初めて、「自分も愛している」と言う人たちが多い。
愛してるを言わない理由としてよく耳にするのは「使いすぎたくないから」。でも、幸せなカップルは、両方が自分から「愛してる」と伝えます。それも気持ちを込めて。
―― カート・スミス氏(男性専門のセラピスト)
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もしこの9つの習慣がなくても、悩まないで欲しい。
パートナーとの関係は、進行形でつくるもの。自分の望むことを、相手がやってくれていないのであれば、まずはやって欲しいと伝えよう。私たちは相手の心が読めない。それはつまり、相手が私の心を読めないということ。
言わなくてもやれるようになるために、まずは言ってみよう。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
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