上戸彩、竹野内豊と7年ぶり共演で初の新聞記者役「シリーズ化を狙っています」
女優の上戸彩が、テレビ東京の開局記念ドラマ『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』(30日 後9:00~10:48)に出演することが明らかになった。主演の竹野内豊と共に連続誘拐殺人事件を追うマドンナ役の新聞記者・藤瀬祐里を演じる。上戸のドラマ出演は、第一子出産後、初で3年ぶり。竹野内との共演は2010年10月期の『流れ星』(フジテレビ)以来、7年ぶりとなった。
竹野内が演じる主人公の新聞記者・関口豪太郎と祐里は、世間を震撼させた連続誘拐殺人事件で世紀の大誤報を打ち、豪太郎は支社に飛ばされ、祐里は遊軍にされてしまった。それから7年、豪太郎はさいたま支局にいた。新人記者の岡田昇太(寛一郎)を叱責しながら、粛々と事件粛々と事件を追い続ける毎日。そんな折、女児が誘拐される事件が発生する。豪太郎は7年前の連続誘拐殺人事件との関連性を疑い、祐里、岡田と一緒に連続誘拐殺人事件の真実に迫るべく、調査を始める。果たして豪太郎と祐里は「誤報コンビ」と言われた汚名を返上することができるのか。
新聞記者を演じるのは初めてだったが、「新聞記者の方々は責任を持って取材し、多くの読者の方に届ける。それはとても大変なことなんだと思いました」と理解を深めていた上戸。「竹野内さんとは7年ぶりの共演で、作品の中でも豪太郎とタッグを組むのが7年ぶりということで、それも何かの縁なのかなと思いましたし、うれしかったです。毎日楽しく演じることができました。シリーズ化を狙っています(笑)」とかなり気に入った様子だ。
同ドラマは、本城雅人氏の『ミッドナイト・ジャーナル』(講談社文庫)が原作。誤報を打ち、飛ばされた事件記者たちが、7年越しで凶悪連続誘拐事件の犯人を追いつめるため、真実を求めて奮闘するヒューマンサスペンス。元新聞記者である原作者が新聞社のリアルな内幕を描いた社会派エンターテインメント作品で、本城作品を映像化するのは今回が初めてとなる。演出は、映画『陽はまた昇る』、映画『半落ち』などの佐々部清監督が担当した。
上戸は「いろいろな作品を見たり、読んだりしている中で『社会派の作品に出たい』と思っていたのでお話をいただいた時は『やった!』と思いました。私が演じた祐里はとても心があったかい女性だなと感じたので、その部分を大切に演じました。映画を撮影しているスタッフさんが集結しているというのもありますが、ドラマという枠を超えた、とてもクオリティの高い作品に仕上がっています。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです」と話していた。
■そのほかの出演者
二階堂實...小日向文世
豪太郎が未解決誘拐殺人事件の真実に迫る手助けをする中央新聞・本社警察庁担当
山上光顕...松重豊
豪太郎の夜討ち朝駆けの取材に心を開いてゆく埼玉県警・管理官
須賀誠...升毅
豪太郎の上司で陰ながら応援をする中央新聞・さいたま支局社会部デスク
外山義柾...木下ほうか
豪太郎の元上司で7年前に誤報を出すきっかけになった中央新聞・本社社会部部長
西野佐恵...朝加真由美
豪太郎の義理の母で豪太郎の娘を引き取って暮らしている
辻本剛志...徳重聡
何かと豪太郎を敵対視する中央新聞・本社社会部記者
井上美沙...水沢エレナ
豪太郎の後輩で中央新聞・本社社会部記者
加藤拓三...松尾諭
豪太郎の後輩で中央新聞・本社社会部記者
清川愛梨...水谷果穂
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