新しい直営ストア Apple 新宿の開店を4月7日に控えて、アップルが新店舗のプロモーション動画を公開しました。
動画は新店舗予告に使われていたネオンのアップル新宿ロゴをフィーチャーした内容。ネオンのアップルロゴは準備中の新店舗にも使われており、アップルはストアごとにユニークなロゴで個性を印象付ける戦略のようです。
さらに公式のストア一覧ページには、「2018年予定」の文字とともに新たに二つのユニークなアップルロゴが出現。新店舗の場所は未発表ですが、ネオンが新宿を示すように、ロゴデザインから正体が解読できるかもしれません。
4月7日にオープンするアップル新宿は、2014年6月のアップル表参道から4年ぶりの直営ストア。
都内では銀座、渋谷(休業中)、表参道に続く四店舗めですが、アップルがグローバルで進める「Town Square」のコンセプトをもとに作られた新規ストアとしては国内初でもあります。
アップルの小売部門を率いるアンジェラ・アーレント氏が推進してきたTown Squareコンセプトは、店舗を単なる売り場や修理受付ではなく、それ自体がアップルのプロダクトであると捉え、ユーザーや地域のコミュニティを育てる広場としての機能や、アートやデザインなどさまざまな分野に出会い学ぶ場の機能を持たせること。
アップルのストアといえば、製品の使い方や困ったときに助けてくれるスタッフのジーニアスが思い浮かびますが、ここ数年のアップルはクリエイティブ分野のエキスパートも店舗スタッフとして迎えたり、広く音楽や写真、プログラミング、デザインなど各分野を体験して学べる Today at Appleの取り組みも推進しています。
こうした取り組みは既存店舗でもすでに進められていますが、ハコの設計から「タウンスクエア」のコンセプトを取り入れた国内一号店がアップル新宿です。
公式での表現は「新しい創造力のために。新宿から始まります。」
Appleはすべての人の創造力を信じています。だから日本の様々な場所に、みんなが集まって、つながって、創造力を広げていける場所を作っていきます。そこでは、Today at Appleのプログラムが新しいインスピレーションをお届けします。アイデアに満ちた人たちとも出会えます。まずは東京の新宿から。そして、その先へと続きます。ご期待ください。
同時に公開されたのが、この二つの新たなアップルロゴと「2018年オープン」の文字。アップルは国内に今後五年間で複数の新店舗をオープンすること、既存店舗のリニューアルも予定していることを公言しており、実際に求人情報などから推測されている場所もあります。
今回の二つのアップルロゴも、デザインのメッセージを解読すればどこに次のストアがオープンするかわかるかもしれません。
(2018年3月23日Engadget日本版「アップル、新宿に続く2店舗を謎のロゴで予告。新ストアはどこになる?」より転載)
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