ベッキーがファッション分野で引っ張りだこ。その理由は?

「ショートカットへのイメージチェンジが大きかった」
時事通信社

ベッキー、ファッション分野で大活躍 ショートカットが契機に

タレントのベッキー(34)が、ファッション分野で引っ張りだことなっている。春シーズンの立ち上がりに合わせて、多数のファッション誌に登場するほか、人気ショップとのコラボの実現、そして米国の人気ヘッドフォンブランド「beats by dr. dre」の広告モデルに起用された。所属事務所によると、以前は年間数本ほどだったというファッション関連の仕事が、昨年は雑誌やイベントなど50本ほどに出演したという。急増の理由を、関係者のコメントから探っていく。

ファッション雑誌・書籍編集部は、2016年9月に宝島社の広告で披露した「ショートカットへのイメージチェンジが大きかった」と話す。「バッサリと髪を切り、瞳の印象がより強くなったことで、凛とした大人の女性としての魅力が増し、『起用したい』というクライアントの声が一気に増えたのは確か」と明かした。

さらに「彼女自身がもともと持っていた卓越したセンス、そして感度の高い表現力を考えれば、ファッション業界への新しい風、のようなものを感じた」そうで、関係者の間で「最近、ベッキーが妙に気になる存在」と名前が挙がるようになったのも「ごく自然な流れだったように思います」と分析する。

人気セレクトショップ「STUDIOUS」は、ベッキーとコラボレーションライン「PRIVATE」を立ち上げた。同社は「表面的にPRを依頼するのではなく、楽しみながら、本当に好きなものを作ってもらう」ことがコラボレーションの本質と考えており、マルチに活躍するベッキーは「弊社の発信する、様々なカルチャーをミックスした"東京のファッション"というコンセプトにもぴったり」と白羽の矢を立てた。

プライベートで頻繁にSTUDIOUSを訪れていたベッキーも、コラボの話に大喜び。大人の女性として「自分が今、本当に欲しい」服にこだわり、デザインからシルエット、カラーまで一からじっくりと選んだ。同社は「コラボ商品を通して、ベッキーさんとファンの皆様とが、新しいかたちで交流ができるきっかけになれば」と期待を寄せている。

本国ではアスリートやラッパーなどが広告モデルを務めてきた「beats」だが、今春のワイヤレスイヤホンのキャンペーンにベッキーを抜てき。「キミを解き放て」というコピーに負けない個性と、さらに羽ばたく決意を秘めているキャストを探す中で「クールでファッショナブルなベッキーさんにポテンシャルを感じ、今回のメインキャストを依頼しました」と起用理由を説明する。

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