トランプ大統領の長男、トランプ・ジュニア氏の妻ヴァネッサさんが3月15日、裁判所に協議離婚を申し立てた。タブロイドニュースPage Sixが伝えた。
Page Sixは14日に、夫婦が結婚生活に問題を抱えていて「別居状態」と伝えていた。トランプ・ジュニア氏とヴァネッサさんは15日に共同で声明を出し、別居を認めた。
トランプ・ジュニア氏とヴァネッサさんは15日に共同で声明を出し、別居を認めた。
CNNによると、声明には次のように書かれていた。
「12年間の結婚生活の後、私たちは別々の道を行くことを決めました」「これからも、お互いと家族に深い敬意を抱いていきます。私たちには5人の素晴らしい子どもがいます。子どもたちは、今後も私たちの最優先事項です。私たちのプライバシーを尊重して下さい」
トランプ・ジュニア氏の友人たちは、同氏の最近のネット上での行動を憂慮していたと、Page Sixは伝えている。
トランプ・ジュニア氏は、2月にフロリダ州パークランドの高校で起きた銃乱射事件の後、「事件で生き残った十代の生徒が関わっていた」という陰謀説が書かれたツイートをいいね!した。
また同じ2月には、夫婦の自宅に白い粉が入った封筒が送られてきて、開封したヴァネッサ氏が病院に運ばれるという事件が起きた。調査の結果、白い粉は無害だった。
この事件でヴァネッサ氏が入院した直後、トランプ・ジュニア氏は不動産開発会社「トランプ・オーガナイゼーション」の仕事で、インドに旅立った。
トランプ・ジュニア氏は、父親のトランプ大統領の政権ではっきりとした役割を与えられているわけではない。しかし、「ファーストファミリー」としては、何度も活動している。
Page Sixによると、トランプ・ジュニア氏が白い粉事件の直後にインドを訪問したことで夫婦関係が悪化し、ヴァネッサさんの「孤独感が深まった」ようだ。
ヴァネッサ氏とトランプ・ジュニア氏はともに40歳。2005年に結婚し5人の子どもがいる。夫婦が申し立てたのは、離婚について合意があり、法的な争いがない場合の手続き。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。