平昌オリンピクに出場中の女子カーリング・韓国代表は、予選リーグを8勝1敗で1位通過し、史上初の4強進出となった。
このチームは全員の名字が「キム」で混乱してしまうので、メンバーにユニークな英語のあだ名をつけたことでも話題になった。韓国国内だけでなく、海外メディアからも注目されているチームだ。
なかでも、スキップ(主将)を担うウンジョン選手に、特に注目が集まっている。
相手チームを圧倒するクールな眼差し、チームメイトを指揮する力強いかけ声。トレードマークのメガネ👓から「メガネ先輩」との愛称が生まれた。
この「メガネ先輩」が、試合中、指示を出す際の「ヨンミヤ!」という掛け声が流行している。チームメイトのヨンミ選手の名前を呼んでいるのだが、その声の大きさと回数で、スウィーピングの速度と強度が変わるというのだ。
東亜日報は、ネット上で「ヨンミヤ!」を分析した書き込みが話題になっていると紹介した。
「ヨンミ〜」は「スウィーピングを始めて」、「ヨンミヤ〜」は「スウィーピングをとめて待って」、「ヨンミヤ!!!!」は「スウィーピングをもっと早くして」、「ヨンミ ヨンミ ヨンミ〜」は「スウィーピングはこれ以上する必要がない」。
この掛け声のおかげで、ヨンミ選手が一躍有名となったほどだ(?)。
SNS上での反応もアツい。
キムウンジョン選手、めっちゃかっこいい。ヨンミに改名する...。私も呼ばれたい
オリンピック後に、キムウンジョン選手がロボット掃除機を押しながら「ヨンミ〜」っていう広告、1つくらいあってもおかしくない
俳優のチョン・ウソン氏も、自身のInstagramで「メガネ先輩の魔法の呪文」とウンジョン選手に言及している。
メガネ先輩・ウンジョン選手のカリスマ。あれこれ説明するより、写真を見た方が早いかもしれない。
準決勝では日本チームと戦うことが決まっている韓国チーム。メガネ先輩の掛け声にも注目したい。