井ノ原快彦&有働由美子アナ『あさイチ』卒業を生報告 「誰かひとりやめるんだったら、みんなで…」

改めて視聴者に卒業報告

井ノ原快彦&有働由美子アナ『あさイチ』卒業を生報告 後番組への気遣いも

V6・井ノ原快彦(41)とNHKの有働由美子アナウンサー(48)が7日、朝の情報番組『あさイチ』(月~金 前8:15)に生出演。きのう6日に同局を通じて、番組を3月いっぱいで卒業すると発表したが、この日の生放送で改めて視聴者に卒業報告を行った。

井ノ原、有働アナ、柳澤秀夫解説員のスリーショットでスタートした番組冒頭。有働アナが「番組から、お知らせが...」と切り出そうとすると、井ノ原が「その前に、いいですか?」と恒例の"朝ドラ受け"を3人で展開。その後、改めて有働アナが「8年前から3人で務めてきた『あさイチ』この3月いっぱいで、この3人でお伝えするのは終わりということです」と発表した。

続けて井ノ原が「2010年(番組の)ポスター撮りで初めてお会いして、すごく息が合った。僕から言わせていただくのはすごく失礼ですけど、友だちみたいな感覚があった」となつかしそうに回顧。柳澤解説員も「あの時、お昼時でサンドイッチを一緒に食べたけど、5分もしないうちにずっと一緒にいたような雰囲気になっちゃって」としみじみと語った。

今回の卒業について、井ノ原が「誰かひとりやめるんだったら、みんなでやめた方がいいとずっと思っていたので」と自身の思いを打ち明けた上で「それで、有働さんが今回...だって、女子アナの方で8年続くってないんじゃないですか?」と功績を讃えた。有働アナは「ありがとうございました。一部で『結婚じゃないか?』『プライベートの充実のために』とか言われてますけど、プライベートの充実のために仕事やめないよね。ってか充実してるから」と笑わせた。

柳澤解説員が「3人で一緒に船に乗って旅に出たような感じだったから、旅が終わるんだったら、一緒に船から降りるのは当たり前だよね」と語ると、井ノ原が笑顔で抱擁。井ノ原から「この後は近江(友里恵)さんですか?」と後任のMCについて質問された有働アナは「それね、NHKとしては正式に発表されてないから」とコメント。井ノ原は「正式じゃないの?」と驚きながらも「そのまま『あさイチ』の番組の精神は続けていく訳ですから、僕らも視聴者の皆さんもこの先もずっと続けていけるように協力していけたら」とやさしく呼びかけた。

番組でリポーターを担当する篠山輝信も、この日は出番がなかったが見学に訪れていた。大粒の涙を流しながら3人をスタジオで見守る篠山に、井ノ原が「なんで泣いてるの? きょうは韓国特集ないからね」と笑顔でイジると、有働アナも「あとで、イノッチのハンカチ貸すからね」とにっこり。篠山は「花粉症です」と涙の訳を声を絞り出して"釈明"していた。

同番組は2010年にスタート。井ノ原と有働アナは番組の顔として、くらしに役立つ情報、さわやかな映像や感動、生活の不安解消など、朝の番組らしいさまざまなテーマを8年間にわたって伝え続けてきた。

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