沖縄戦で部下が死んだことを一刻も早く遺族に知らせるため、伊東孝一さん(97)=横浜市金沢区=は戦後直後、約500人の遺族に手紙を書いた。
その返事として遺族から送られてきた356通の手紙を、伊東さんは大切に保管してきた。「墓場まで持っていく」。手紙を持ちづけることは、伊東さんにとって「贖罪」を意味していた。
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伊東さん、戦没者、遺族......。それぞれの思いを写真で振り返る。
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沖縄戦で部下が死んだことを一刻も早く遺族に知らせるため、伊東孝一さん(97)=横浜市金沢区=は戦後直後、約500人の遺族に手紙を書いた。
その返事として遺族から送られてきた356通の手紙を、伊東さんは大切に保管してきた。「墓場まで持っていく」。手紙を持ちづけることは、伊東さんにとって「贖罪」を意味していた。
伊東さん、戦没者、遺族......。それぞれの思いを写真で振り返る。