動物の写真って、なんでこんなに幸せを運んできてくれるんでしょうね?
野生動物のおかしな表情や面白い姿を捉えた写真コンテスト「コメディー・ワイルドライフ・フォトグラフィー・アワード」の2017年最優秀作品が12月14日に発表されました。このコンテストを見ずに、一年を終えることなんてできません!
2017年で「最も面白い動物写真」に選ばれた写真はこれ。足を踏み外したふくろうが、必死に枝をつかんで仲間の元に戻ろうとしている写真ですが、真面目な顔をしたふくろうの必死な姿に思わず吹き出しちゃいます。
この写真コンテストは、タンザニアを拠点に活動する、写真家のトム・サラムさんとポール・ジョインソンーヒックスさんが、立ち上げました。
目的は笑って幸せな気持ちになること。そしてもう一つ、大切な目的があります。それは、ユーモラスな方法で環境問題について考えてもらうことです。
「タンザニアは、最も素晴らしい野生動物が観察できる国の一つだけど、ここで人間が自然に対してやっているひどいことを目にして、何か少しでも貢献できることはないかと思ったんです」
サラムさんはプレスリリースで、自然を愛する思いを語っています。
一方、ジェインソンーヒックスさんのコメントは「個人的に、一番のお気に入りは、ゴルフ場のホールにおしっこをするキツネだね。ゴルフに対して、このキツネと同じように感じてる人は他にもいるんじゃないかな」と茶目っ気たっぷり。
コンテストは2015年に始まり、今年で3回目ですが、年々応募数が増えているそうです。2017年はなんと、世界86カ国から3500枚以上の写真が集まりました。
写真の出来が素晴らしすぎて、受賞作品を決めるのに苦労したそう。最終選考に残った作品は、純粋に「面白さ」基準で選ばれました。
そんな力作ぞろいの動物おもしろ写真を一挙ご紹介。2017年も、私たちを幸せな気持ちにしてくれた動物たちに感謝!