坂木司の小説「女子的生活」がNHKで実写ドラマ化されることが発表された。トランスジェンダーのヒロイン・みきを演じる若手俳優の志尊淳が12月7日、公式Twitterでビジュアルを公開した。
1月スタート
主演ドラマ
「女子的生活」
のビジュアルが解禁されました✨
今回はヒロインの小川みきとしてこのようなビジュアルになっております。
トランスジェンダーでありながら、どんな逆風が吹いても自己肯定をして生き抜くみき。
皆さんに早く見て頂きたいとウズウズしてます✨
お楽しみに!! pic.twitter.com/O9UyGfVRzW
— 志尊淳 (@jun_shison0305) 2017年12月7日
NHKによるとみきは都会に憧れて田舎からやってきた、ファッション通販会社で働く「OL」。男性として生まれたトランスジェンダーであることを隠して、女性として生活している。一方で、恋愛の対象は女性だったが、劇中では新たな展開があることも示唆されている。
この発表を受けて城田優がツイート。所属事務所の若手俳優3人が2018年に公開されるドラマで、それぞれ女性の格好に扮することが発表され、驚きを受けたようだ。
城田は「誰が一番可愛いかはっきりさせようじゃない」と対抗心を見せつつも「まずおれではない」と謙虚にコメントした。
「女性」に扮する理由は3者3様
しかし、3人が全員トランスジェンダー役というわけではなく「女性」に扮する理由は3者3様だ。
城田優は、伊坂幸太郎のベストセラー小説をドラマ化したWOWOWの「バイバイ、ブラックバード」に、女性の繭美役として出演することが発表されている。
「強い女」という役どころに城田をキャスティングしたことについて、武田吉孝プロデューサーは、「当初長身の女性キャストも考えたのですが、何かパンチが足りない」としてドラアグクイーンなども含めて探した結果、城田に行き着いたとコメントしている。
一方、瀬戸康史はフジテレビ系月9ドラマ「海月姫」で鯉淵蔵之介役として出演が発表された。蔵之介は、政治家一家に生まれた窮屈な気持ちの反映でありつつ、ファッションとしての女性装も楽しんでいる美男子として描かれている。