韓国・ソウルの地下鉄から、整形広告がすべて消える見通しだ。整形広告が"ルッキズム(外見至上主義)"を煽っているとの指摘が相次いでいた。
YTNによると、ソウル交通公社は27日、「整形広告の全面禁止と広告総量15%削減」を目標とする"地下鉄広告の革新案"を推進中とし、2022年までに整形広告をすべてなくすと明かした。
Advertisement
公社はその理由を、「整形手術の広告がルッキズムと容姿によって女性を選別する風潮を助長する」などと説明した。
連合ニュースによると、昨年出された1〜4号線の広告に対する請願のうち、91.4%が整形や女性関連の広告への要望だったという。
今後の計画として、公社は「パラダイムを転換する」と発表した。具体的には、広告代理店との新規契約の過程から整形手術の広告を禁止し、これまで整形手術の広告やその他商業広告が出されていた場所に公共広告を出すなどの措置を取るという。
Advertisement
現在、ソウルの地下鉄に設置された広告は計14万3千件に達するが、27日に発表された革新案にそって、2022年までに15%縮小される予定だ。
ハフポスト韓国版を翻訳・編集しました。