羽生結弦、世界歴代最高得点を更新 フィギュア男子SP
フィギュアスケートのオータム・クラシック第2日は22日(日本時間23日)、カナダ・モントリオールで男子ショートプログラム(SP)があり、羽生結弦(ANA)が自身の世界歴代最高得点を更新する112・72点を出した。
羽生は冒頭の4回転サルコーで、着氷後にイーグルをつける美しいジャンプを見せた。スピンで腕を滑らかに動かして音楽を表現。得点が1・1倍になる後半の4回転トーループ―3回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)もほぼ完璧だった。鳴りやまない拍手の中でステップを刻み、フィニッシュまで演じきると、両手を開いて手のひらを上に向け、うんうんとうなずいた。
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その時の気分を、「うん、よく頑張ったね」と羽生。「ショー以外のSPで後半の4回転が決まったことがなかったので、ここまでできたよ、ほら見て、と」と語った。点数に関しては「そんなに出るんだ。12点ってなんだろうと思った」と、すぐに112点台とは理解できなかったことを口にした。
(朝日新聞デジタル 2017年09月23日 10時35分)
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(朝日新聞社提供)