慶應大学の「広告学研究会」6人を書類送検 女子学生に性的暴行の疑い、スマホで撮影か

酒に酔った女子学生に集団で性的暴行を加えたとして神奈川県警は8月8日、慶應義塾大学の男子学生6人を横浜地検に書類送検した。
時事通信社

酒に酔った女子学生に集団で性的暴行を加えたとして神奈川県警は8月8日、慶應大学の男子学生6人を集団準強姦の疑いで横浜地検に書類送検した。時事ドットコムなどが報じた。

学生らはいずれも事件当時、ミス慶応コンテストを主催していた同大学のサークル「広告学研究会」に所属していた。2016年9月、神奈川県葉山町の合宿所で、慶應大学の女子学生(当時18)を酒に酔わせ、集団で乱暴した疑いが持たれている。

毎日新聞によると、「海の家の後片付け」を口実に面識のあった女子学生を無料通信アプリ「LINE」で呼び出して性的暴行を加え、その様子をスマートフォンで撮影するなどしたという。女子学生が大学などに被害を申告して発覚。「罰ゲームと言われ、テキーラを10杯くらい飲まされた」などと訴えたとされる。

慶應大学は2016年10月、未成年者に飲酒させたなどとして、広告学研究会に解散を命じた。この影響で、研究会が主催していた2016年のミス慶応コンテストは中止となった。さらに同年11月、6人の一部を無期停学などの処分とした。

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