ダルビッシュ、古巣レンジャーズへの愛が全面広告で溢れる。 ファンも感激「思い出をありがとう」

「レンジャーズファンの皆さま、今までありがとう」−−。古巣のユニフォーム姿で笑顔を見せるダルビッシュ有投手が、地元紙の紙面を飾った。アメリカ大リーグ・ドジャースへ移籍してもなお、古巣ファンへの愛情と感謝を紙面を通じて表現した。
ダラスモーニングニュース紙のTwitterより

「レンジャーズファンの皆さま、今までありがとう」−−。古巣のユニフォーム姿で笑顔を見せるダルビッシュ有投手が、地元紙の紙面を飾った。アメリカ大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍してもなお、古巣ファンへの愛情と感謝を紙面を通じて表現した。

このメッセージは、全面広告として、テキサス・レンジャーズが本拠地を置くテキサスの地元紙「ダラスモーニングニュース」の8月3日付の紙面に掲載された。「ありがとう」という見出しと、ユニフォームをまとったダルビッシュの雄姿とともに、本人の想いがつづられている。

メッセージは始めに、「2012年から5年半にわたって応援ありがとうございます。温かいファン、チームメイト、スタッフ、関係者の皆様の支えがなければ、日本からやってきて新しい環境に溶け込むことはできませんでした」と感謝を伝えた。

続けて自身のプレーを振り返り、「レンジャーズの一員として最後の登板で10失点をしたことは、大きな心残りです」と悔しがった。

さらに「『ダルビッシュは三振を取ることしか興味がない』という声も少なからずありました。確かに三振を取ることを気にかけていたかもしれませんが、私にとって最優先はいつでもファンやチーム、チームメイト、スタッフでした」と、批判の声にも向き合った。

最後に、「全てのことに感謝します!お元気で!」と締めくくった。

レンジャーズには2012年、日本ハムから移籍し、5年半在籍。今年7月31日、トレードでドジャースに移籍した

このメッセージが掲載されると、Twitter上には「ドジャースで優勝して、レンジャーズに戻ってきてほしい」「思い出をありがとう」「とても悲しいけどかんばってほしい」と、温かいコメントが数多く寄せられた。

日本時間の5日にドジャースでの初登板に臨むダルビッシュ。古巣への想いを胸に、新天地での挑戦が始まる。

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