シンバの洋服とくまのプーさんの洋服を着た、幼い頃のマットとローラ(本人提供)
「◯◯ちゃんと結婚する!」
小さい頃に宣言した経験がある人もいるかもしれない。その初恋を叶えた人は少ないかもしれないけれど……。
マット・グロッスキーも、アリゾナ州フェニックスにある保育園に一緒に通っていた時に、ベストフレンドのローラ・シェールと結婚すると宣言した。
保育園の庭で追いかけっこをしたり、お昼寝時間に一緒にこっそり起きていたりと、大の仲良しだったマットとローラ。マットは幼き日の思い出をInstagramにこう綴っている。
「私の一番古い記憶は、3歳の時にクラス全員の前に立って、ローラと結婚すると宣言したことです」「子供時代、ローラに夢中でした。今もその気持ちは変わりません」
一方、ローラの記憶にあるマットは「相当な変わり者」だ。「私たちはほとんどいつも一緒にいて、おかしなことばかりしていました」と、ハフポストUS版に語った。
マットは、色々な手を使ってローラの気を引こうとしたという。
「当時、子供たちの間ではライオンキングの映画が流行っていて、セリフを保育園の庭で真似していました」
「シンコ・デ・マヨ(メキシコのお祝い)でピニャータ(プレゼント)を開ける時には、目立ってローラの注意をひこうとしていました。彼女の気持ちをつかめたんじゃないかと思います」
(本人提供)
仲良しのふたりだったが、小学校が別々になると連絡が途絶えてしまった。ふたりが再び出会うのは、10年近く立った高校1年生の時。ローラとマットの共通の友人の携帯にあるマットの名前を、ローラがみつけた。
その友人がマットとローラを引き合わせようとしたが、初めローラはためらったという。
「何だか気が引けて……。だけど彼がメッセしてきたら、私たちはすぐに意気投合しました」
高校で再会したふたり(本人提供)
10年振りに出会ったふたりが付き合い始めるのに、2週間もかからなかった。大学も、結局州も違う別々の学校に進学したが、ふたりの心が離れることはなかった。
大学3年生だった2015年5月、マットはふたりが出会った保育園でピクニックをしようとローラを誘った。普通のピクニックだと思っていたローラ。しかし、保育園の庭で突然マットがひざまずいてプロポーズした。ローラはただただ驚いたという。
全てが始まった場所で(本人提供)
一方で、マットはずっと緊張していた。「保育園に向かう車の中で、ローラは何でそんなに心配そうな顔をしているのと何度も聞いてきました。彼女が見ていない時に、ちゃんと指輪が入っているかポケットを何度もチェックしました。膝をついてプロポーズした瞬間は、兄弟に写真を取ってもらいました。ローラはものすごく驚いていましたが、なぜ結婚したいのか伝えると『はい』と言ってくれました。良かった!」
マットとローラは2016年12月に結婚した。
(MOLLY MCELENNEY PHOTOGRAPHY)
3歳の頃の宣言通り、幼い初恋を叶えたふたりの写真は、幸せな気持ちにしてくれる。
(本人提供)
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(本人提供)
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(MOLLY MCELENNEY PHOTOGRAPHY)
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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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