北朝鮮は7月4日午前、弾頭ミサイルを発射した。日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられ、これを受けてトランプ大統領はすぐさま、Twitterで日本や中国などの近隣諸国の対応について言及した。
トランプ氏は、北朝鮮によるミサイル発射の報道があった約1時間後にTwitterを更新。「北朝鮮が先ほど、またミサイルを発射した。彼(金正恩氏)は、他にもっと人生を費やすべき重要なことはないのか」と呆れ返った。
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北朝鮮が先ほど、またミサイルを発射した。彼(金正恩)は、他にもっと人生を費やすべき重要なことはないのか
続くツイートで、「韓国と日本がこの状況を我慢し続けるとは信じ難い。おそらく中国は北朝鮮に対して厳しい姿勢をとり、このばかげた行為を今回限りで終わらせるはずだ!」と発言。日本や韓国の態度について触れつつ、中国に厳しい対応を求めた。
韓国と日本がこの状況を我慢し続けるとは信じ難い。おそらく中国は北朝鮮に対して厳しい姿勢をとり、このばかげた行為を今回限りで終わらせるはずだ!
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ツイートには、北朝鮮の核・弾頭ミサイル実験に対する抑止政策が機能せず、トランプ氏が苛立つ様子が表れている。
日本政府の発表では、弾道ミサイルは午前9時39分ごろ、北朝鮮西岸から発射。約40分間飛翔し、日本海の排他的経済水域に落下したと見られるが、詳しい地点は分かっていない。航空機や船舶への被害情報は確認されていないという。
【UPDATE】2017/07/04 20:00
当初の原稿は「韓国と日本がこの状況に我慢していることが信じられない」「日本と韓国の態度に不満を漏らしつつ」としていましたが、「韓国と日本がこの状況を我慢し続けるとは信じ難い」「日本や韓国の態度について触れつつ」と変更しました。