93歳の花嫁、シルビア・マーティンさんは悩んでいた。自分の結婚式で、どのウェディングドレスを着るかを。
マーティンさんは7月に、88歳のフランク・レイモンドさんと結婚する。結婚式で着るドレスを選ぶために訪れた「Birdsnest Store(バーズネスト・ストア)」のスタッフは、ふたりが結婚に至るまでのストーリーをすっかり気に入り、Facebookでこんなメッセージを発信した。
「シルヴィアのラブストーリーのために、ちょっとしたお手伝いができて、とても嬉しいです。みなさんも何かしたいと思いませんか?シルヴィアはどのドレスを結婚式に着ればいい?コメントに書いて下さい!」
バーズネスト・ストアがFacebookでシェアしたストーリーによれば、レイモンドさんはこれまで何度もマーティンさんにプロポーズしてきた。しかし、前夫に申し訳ないという気持ちから、マーティンさんは断り続けてきた。
そんなふたりに転機が訪れたのは2016年。マーティンさんは体調を崩して、家族の住むキャンベラに移住しなければならなくなった。
結婚の見込はなくなった、と落ち込むレイモンドさん。しかし体調が回復した後、マーティンさんはアデレードに住んでいたレイモンドさんに、キャンベラに引っ越してこないかと誘ったそうだ。
レイモンドさんはキャンベラにやってきて、もう一度マーティンさんに結婚を申し込んだ。それまでに結婚しても名字を変えなくてもいいと調べていたマーティンさんは、ついに「はい」と答えた。
ウェディングドレス投票を呼びかけたバーズネスト・ストアの投稿には、48時間以内に1万件以上のコメントが集まった。
一部のコメントを紹介しよう。
ジリエンヌ・ホイルさん
「シルヴィアさんは、自分が一番好きな服を着たらいいと思います。4つとも似合っています! おめでとうございます、シルヴィアさん。ラッキーなあなたの婚約者は、何を着ても喜ぶでしょうね」
スー・ウェベックさん
「人生は短い。4つ全部選んではいかがでしょう!結婚式用に1枚、披露宴用に1枚、ハネムーン用に1枚、そして念のためもう1枚。シルヴィアとフランクに素晴らしい人生を」
さて、マーティンさんは何を選んだ?
キャンベラ・タイムスによると、Cを選んだそうだ。
とてもよく似合っていますね。あなたの選んだドレスはどれでした?
ハフポストUK版に掲載された記事を翻訳しました。
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