【UPDATE】(2017/05/09 22:40)
公共放送KBSは、進歩系の最大政党「共に民主党」のムン・ジェイン(文在寅)氏の当選が確実になったと伝えた。
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朴槿恵前大統領の罷免に伴う韓国大統領選が5月9日、投開票された。
KBSは出口調査に基づき得票予測を報じた。それによると、進歩系の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏(64)が41.4%、朴政権の与党だった「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏が23.3%、野党第2党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)氏(55)が21.8%で、文氏が他候補を大きく引き離しリードしていると伝えた。
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北朝鮮に融和的な政策を掲げる文氏に対し、安氏と洪氏はともに強硬姿勢を主張してきた。対日関係では、いずれの候補も慰安婦問題をめぐる日韓合意の見直しを主張していて、誰が当選しても日韓関係の悪化が懸念されている。
文氏の当選が確定すれば、約9年続いた保守政権から進歩系の政権に交代する。
9日午後8時40分ごろ、支持者らが集まる韓国国会内の大会議室に姿を見せた文氏は、「今日の勝利は国民の皆さんと選挙対策委員会のおかげ。選挙で激しく争った候補たち、党のみなさん、みなさんが1つになってください。どうもありがとう」と、事実上の勝利を宣言した。
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