イギリスのテリーザ・メイ首相は4月18日朝、下院を解散し、6月8日に総選挙を行う意向を表明した。
ダウニング街10番地の首相官邸で、メイ首相は「我々には総選挙が必要だ。そして、総選挙は今まさに必要だ」と述べた。
総選挙は2020年まで実施されない日程だった。そして首相官邸は、メイ首相が早期の解散総選挙に踏み切るという予測を繰り返し否定してきた。
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自身の心変わりについて、メイ首相は、選挙がEU離脱交渉を開始するにあたって「この先数年にわたって確実に、安定した政権運営を保証する唯一の道だ」と説明。EU離脱を遂行させるため、国民の信任を得ると発表した。
総選挙を実施するためには、下院で3分の2以上の同意を得なければならない。
「明日、私は庶民院(下院)で総選挙を6月8日に実施することを求めるために動く」と述べた。
イギリスの世論調査会社「YouGov」が、タイムス紙で実施した調査によると、保守党は労働党に対し、支持率が最大で21ポイントリードしている。
メイ首相の支持率は44%で、労働党のジェレミー・コービン党首が23%で続く。労働党の支持率はYouGovの調査で2009年以来最悪となっている。
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ハフィントンポストUK版より翻訳・加筆しました。
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