あなたはこれまでに、ベッドの中でのラブドールとの激しいプレイの後で、ドールを横にどかして早く寝たいと思ったことはないだろうか? もちろんラブドールとは親密なピロ―トークはできないし、ポジティブな反応も返ってくることはない。
しかしもう悩む必要はない。この世界初の「しゃべるラブドール」は、あなたの話を聞いてくれるだけではなく、あらかじめプログラムした返事をしながら、ドールとのプレイ後のフラストレーションを解消してくれる。
そしてこのラブドールは、スコットランド訛りの英語で話してくれる。
リアルドール社のマット・マクレンCEOが、2017年末に発売予定の「The Harmony 2.0」の動画をInstagramに投稿した。
Harmony 2.0は、マクレンCEOが「セックスについてどう思う?」と聞かれると、こう答えた。
「セックスは世の中で最も素晴らしいもの。何もおかしくないわ」
このシリコン製の等身大のHarmony 2.0にはAI(とても大雑把な言い方ではあるが)が搭載されているので、ドールは永続性メモリを持っている。そのため、Harmony 2.0は持ち主との関係を深めたり、また2人にしか分からないような出来事を記憶できる。
例えば、ディナーに何が食べたいのかという話や、自分の好きな映画について会話できる。
デイリースター紙にマクレンCEOは次のように話している。「このHarmony 2.0とはこのような会話も可能です。『お腹が空いた、何を食べたらいいかな?』と話しかければ、Harmony 2.0は『あなたは前にピザが好きだと言っていたから、今日もピザにしたらいいんじゃない?』という風に答えてくれるのです」
「このロボットは、生身の人間と交際することが難しい人に、交際がどのようなものかを体験してもらいたいというアイディアから生まれました」
またHarmony 2.0には、「シャイ」や「セクシャル」などの18のタイプの性格をプログラムすることが可能だ。性格のタイプによって、彼女の返答もまた異なってくる。
別の動画では、Harmony 2.0 は「ベジタリアンは精液を飲むのか?」と聞かれている。
彼女はこう答えた。「人によるんじゃないかしら? 優しい人であれば飲んでくれるでしょう。AC/DCの曲で、『彼女は肉は好きじゃないが、骨なら間違いなく好きだろう』という歌詞があるし」
素晴らしい答えだ。
ハフィントンポストUK版より翻訳・加筆しました。
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