フロリダ州でゴルファーたちがいいところを見せようと熱心にスウィングする中、ワニが見事な獲物を見せつけるかのように、のっそのっそと歩いた。
フロリダ州トリニティにあるセブン・スプリングズ・ガルフ・アンド・カントリークラブで3月2日、ノーマ・レスペスさんのカメラがとらえたのはゴルフコースを無頓着にうろついているワニの姿だった。その顎からだらりと垂れているのは、自分自身の半分くらいのサイズはあろうかという巨大な魚だ。
レスペスさんは「すごいわぁ。あんなの見たことない」と叫んでいる。Fox13ニュースによると、彼女は、動画を撮影していながら思わず声を上げた。「ワオ。なんてシーンなの! 魚をくわえて離さない。すごい!」
フロリダ州のゴルフコースで、このでかい獲物をくわえたワニが、何をするともなくうろついている。
もちろん、レスペスさんはワニが食事を楽しめるように十二分に距離をとった。
「近くにはいたくない。魚をとっててくれて良かった」
はっきりと明らかではないにしろ、ワニは立派な魚が大好きで、優秀なハンターだ。いつもフェアプレイに徹するとは言えないが。
2月末、Facebookに投稿された別の動画には、桟橋で少年がまさに釣り上げようとしている魚を、さらに大きなワニが、突然奪いとる様子が映っている。
11歳の少年が急いで魚を釣り上げようとしているところをワニが忍び寄ってきた。
「ワニが来るぞ、コナー。ワニが来る」。男性が必死に少年に呼びかける。
残念なことに、ワニは素早くがぶりつき、魚は持って行かれてしまった。
「さすがにあれを引っ張りこんじゃいけないよ、ぼうや」。ワニが泳ぎ去るのを見ながら男性は言った。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
▼画像集が開きます
(スライドショーが見られない方はこちらへ)